タイヤを処分するための知識をおさえよう!正しい方法、費用、売却の要点をプロが解説!

廃タイヤ、どうやって捨てたらいいのか困った経験はありませんか?

大きくてスペースの邪魔になってしまいますので、できれば素早く捨てたいですよね。

そんなタイヤですが、実は自治体の粗大ごみとして捨てることはできません!

自治体での処理が困難であるため、環境省により「適正処理困難物」に指定されているのです。

余計に処分方法が分からなくなってしまう方も多いでしょう。

この記事では、タイヤの適切な処分方法をいくつかご紹介します!

それぞれのメリット・デメリットを踏まえて、自分の状況に合った処分方法を見つけましょう。

目次

タイヤ処分に関するルールとは?

まずは、タイヤの処分に関する基本ルールを確認しましょう。

 廃棄物処理法により処分方法が定められている

タイヤは「適正処理困難物」に指定されていますので、販売店や工場に集められた廃タイヤはリサイクル施設に集められます。

廃タイヤの9割がリサイクルされ、別の資材に生まれ変わるのです。主なリサイクル用途は「燃料」です。タイヤから生まれる燃料は軽油や重油のように質が良く、重宝されています。

さらに、燃料としての役割を終えて残った灰は、コンクリートの材料着色剤などにも活用されており、最後の最後までリサイクルされているのです。

タイヤを不法投棄した場合の罰則

粗大ごみに出せないからといって、空き地や山奥に捨てる行為は不法投棄に値します。法律違反になりますので、絶対にやめましょう。

罰則を受けるだけでなく、地球環境に悪影響を及ぼします。

ぽるるん

不法投棄は犯罪!
個人の不法投棄に対して、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金またはその両方が科せられてしまうよ。

タイヤ処分の注意点

タイヤを廃棄するのは、どんな時でしょうか?

処分のタイミングを見極める方法をご紹介します。

 タイヤの状態によって処分方法が異なる

スプリットサインが一部でも露出している場合は、一般道では使用できないため廃棄するしかありませんね。この場合は、買取りしてもらうことはできません。

同じく、タイヤに目立つ損傷がある場合やパンク修理跡が複数ある場合は、売却は困難でしょう。

さらに、タイヤは使用環境や保管場所によって劣化が進むものです。ひび割れしてくることがありますので、サイドウォール部や接地面の溝をよく確認してみましょう。小さいひびであれば使用可能ですが、大きくコード層まで達している場合は危険ですので、売却はやめた方が良いでしょう。

一方で、アルミホイール付きのタイヤは、売却しやすいと言われています。

フリマサービスで販売

最近では、フリマアプリを利用する人が増えていますね。靴はフリマアプリで取引されることの多い品物です。

自分で価格を設定できるのがメリットです。限定アイテムの場合は、高めの値段で売れることもあります。

ただし、すぐに買い手が見つかるとは限りません。売れるまでは自宅で保管しないといけないので、処分の期日が迫っている方には向かないでしょう。出品のための撮影から、梱包、配送作業とやることが多く、手間がかなりかかるのがデメリットです。

リサイクルショップで買い取ってもらう

リサイクルショップなどの買取専門店に売却する方法もあります。靴は、ほとんどの店舗で取り扱っていますので比較的買い取ってもらいやすい品物です。

靴の査定価格はブランドや使用状況によって判断されますので、汚れのあるものは価格がつかないこともあります。

買ったけど1〜2回しか履いていない…という靴があれば、買取を検討すると良いでしょう。

寄付する

寄付品を受け付けている団体に、古い靴を寄付することもできます。

ダンボールに入れて指定の場所に送ることで、団体を通して国内や海外に支援品として送られます。団体ごとに支援内容が異なりますので、必ず支援内容や寄付先を確認して寄付するようにしましょう!

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タイヤを処分する方法6選と処分費用

タイヤを処分するには、いくつかの方法があります。それぞれのメリット・デメリットを確認しましょう。

方法① ガソリンスタンドに持っていく

ガソリンスタンドでは、廃タイヤの引き取りを行ってくれます。処分費は、数百円かかります。店舗によっては、タイヤ1本では引き取ってもらえないところがありますので、事前に確認しておきましょう。

方法② タイヤの販売店・カー用品店に引き取り依頼する

タイヤ販売店カー用品店でも、廃タイヤを引き取ってくれます。持ち込んで処分してもらうには処分料がかかりますが、お店で新しいタイヤを購入したりタイヤ交換をしてもらった場合には、処分料はかからないことがあります。

方法③ ディーラーに依頼する

ディーラーに持ち込む方法もあります。新しいタイヤと交換する時に古いタイヤの処分もお願いすると、処分費がかからずに便利でしょう。

方法④ 自動車修理工場に持ち込む

自動車修理工場に、持ち込む方法もあります。交換と同時に、古いタイヤの処分も行ってくれるので便利でしょう。こちらの場合も、処分費はかからずに廃棄することができます。

方法⑤ タイヤ買取店に売る

まだ綺麗なタイヤなら、買取専門店に売却する方法もあります。

買取りに有利なタイヤの条件は

  • 破損してないもの
  • 劣化していないもの
  • ホイールがついているもの
  • 有名メーカーのもの

などです。全てのタイヤが売却できるわけではありませんので、一度査定してもらうと良いでしょう。

方法⑥ 不用品回収業者に処分してもらう

持ち込みが面倒な場合は、不用品回収業者にお願いする方法もあります。

複数の不用品がある時は、一緒に依頼するとお得に処分ができます。

お客様の希望の日時に回収に来てくれるので、便利ですね。

タイヤをできるだけ高く買取ってもらうコツ

売るとなった場合、出来るだけ高値で売りたいものです。

売ることを考えている場合以下のことを参考にしてみてください。

コツ① タイヤを購入したときについてきたものを付けておく

ホイール付きのタイヤの場合は、そのままの状態で売却したほうが高値がつきます。

査定してもらう前には拭いて綺麗にしておくことで、少し値段が上がることがあります。

コツ② 売る時期を考慮する

夏用タイヤと冬用タイヤ、それぞれのシーズン前に売ると査定価格が上がる可能性があります。シーズンが変わる直前で一気に需要が増えるため、買取価格も上がるのです。

コツ③ 不要になったらすぐに売りに出す

長い間使用せずに保管していると、タイヤの劣化が進んでしまいます。劣化によりひび割れが起きてしまうこともありますので、できるだけ早く買取りをしてもらうと良いでしょう。

まとめ

タイヤは「適正処理困難物」に指定されているため、ごみとして捨てることができません。業者を通して直接リサイクル施設へ集められることにより、そのほとんどがリサイクルされています。燃料などの私たちの生活には欠かせない資源となり、地球に優しい循環型社会が実現されています。

処分費用は方法によって大きく異なるため、比較検討が必要!

ガソリンスタンドやカー用品店に持ち込む際には、引き取りも一緒にお願いすることで処分費をかけずに捨てることができます。

タイヤの状態を正確に把握し、売却可能なら買取を検討する

タイヤの状態によって、すぐに廃棄が必要なのか売却できるのかが変わってきます。ひび割れ一つでも事故に繋がる可能性がありますので、正確に見極めましょう。

少しでも破損がある場合は諦めて、廃棄するようにしましょう。

不用品回収業者や買取店を利用する際は、信頼できる業者を選ぶ

業者にお願いする際には、信頼できる業者かどうかを見極める必要があります。ご家庭の不用品を回収するには「古物商」の許可が必要です。

古物商許可番号を記載しているか、ホームページをよく確認しましょう。

まとめて一気に処分したい方は、不用品回収業者にお願いする方法がおすすめです。

タイヤに限らず、家具や家電であっても回収に来てくれますので、自身で運搬の手間をかけずに処分することができます。

不用品回収のPORTEは、無料で見積もり訪問を行っています。見積もり金額を確認してから利用できるので、初めての方にも安心してご利用いただけます。

まずは、お気軽にお問い合わせください!


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当記事の監修者
高岡 麻里恵
高岡 麻里恵さん
整理収納アドバイザー
自身も片付けが苦手だった過去から、出産を機に育児、家事の両立の生活に苦戦。 そんな生活をより良くするため、片付けが大切だと気付き、整理収納アドバイザーの資格を取得。 整理収納の知識を得て実践すると時間と心のゆとりができ、暮らしが豊かになった事から、同じ悩みを持つ方の力になりたいと思い 整理収納アドバイザーとして活動を開始。 現在はオンラインを中心に整理収納セミナーを開催。
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