【徹底解説】杉並区で粗大ゴミの処分にお困りの方に！処分方法や手順を徹底解説します！

• 杉並木の粗大ゴミの出し方がわからない
• 粗大ゴミの処分方法を知りたい
• 自治体以外の粗大ゴミの処分方法を知りたい

引越しや大掃除の際に家具を粗大ゴミとして処分しようと考える方も多いでしょう。

しかし、実際に粗大ゴミを出す際の手順がわからず、困ってしまうこともあります。

この記事では、杉並区での粗大ゴミの処分方法について、具体的な手順と出し方を詳しく解説します。

さらに、粗大ゴミとして処分できない品目の処分方法についても説明していますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むことで、杉並区で粗大ゴミを処分する方法について知ることができるはずです！

それでは、細かく見ていきましょう！

杉並区の粗大ゴミについての基本情報

粗大ゴミの出し方や料金について説明する前に、まず杉並区で「粗大ゴミ」とされる物の基本情報について説明します。

すべての大きな物が粗大ゴミに該当するわけではなく、大きさや品目によって粗大ゴミとして定義されずに自治体での処分ができない物もありますので、注意しましょう。

杉並区における粗大ごみの定義について

杉並区における「粗大ごみ」とは、家庭から出されるもので、いずれかの辺が30センチを超え、かつ220センチ以内の物を指します。

ただし、すべての30センチを超える物が「粗大ゴミ」となるわけではありません。

家電リサイクル法に該当するテレビ、エアコン、洗濯機、衣類乾燥機、冷蔵庫、冷凍庫、パソコンリサイクル法で定められたパソコン、180センチを超える収集運搬が難しい物などは回収対象外ですのでご注意ください。

この基準を把握することで、どのような物が粗大ゴミとして出せるかが分かります。

なお、回収対象は家庭から出るごみに限られ、事業系ごみは含まれません。

さらに、一度に大量の粗大ごみを出す場合、量が多すぎると回収できないことがあります。

一度に大量の粗大ごみを出したい場合は、量が多くて回収が難しい場合があるため、事前に杉並区粗大ごみ受付センター（TEL：03-5296-5300）に確認するようにしましょう。

杉並区の粗大ゴミの出し方

次に、杉並区で粗大ゴミを出す際の具体的な手順をご紹介します。

粗大ゴミは処分したい時にすぐに回収されるわけではなく、事前の手続きと料金の支払いが必要です。

粗大ゴミの処分には少し手間がかかるかもしれませんが、正しい手順に従えばスムーズに処分できます。

①粗大ごみ受付センターに申し込みをする

粗大ごみ受付センターの申し込み方法は、電話、インターネットの２つの方法があります。

申し込み時には、処分する品物の寸法（縦、横、高さ）を伝える必要があるため、事前に計測しておきましょう。

また、回収希望日も指定する必要があるので、自分のスケジュールを事前に確認しておくことも大切です。

• 電話での申し込み：03-5296-5300
• インターネットでの申し込み：杉並区粗大ゴミインターネット受付

②粗大ごみ処理券の購入と貼り付けをする

申し込みが完了したら、有料粗大ごみ処理券（シール）を購入しましょう。

杉並区内のコンビニエンスストア（セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンなど）で購入できます。

処理券の種類はA券が200円、B券が300円です。

購入後は、処理券に名前を記入し、必要な枚数を見やすい場所に貼り付けてください。

適切に記入されていないと回収されないことがあるので、注意が必要です。

なお、処理券には使用期限がないため、余分に購入しても後日使用可能です。

③粗大ごみの出し方と注意点について

粗大ごみに処理券を貼り付けた後、収集予定日の朝8時までに玄関先や敷地入口付近の回収しやすい場所に出してください。

マンションやアパートなどの集合住宅にお住まいの場合は、1階の回収しやすい場所や管理者が指定する場所に置く必要があります。

これで、収集予定日に清掃事務所の作業員が回収してくれます。

注意点として、粗大ごみを出す際はタイミングに注意しましょう。

前日に出すと近隣住民とトラブルになる可能性があるため、収集日の早朝に出すのが最適です。

また、処理券を見やすい場所に貼ることで、回収業者がスムーズに確認して回収できます。

粗大ゴミを持ち込み処分もできる

杉並区では、区民の方に限り日曜日のみ、自家用車などを利用して指定の場所へ直接持ち込みができます。

希望する方は、粗大ごみ受付センターへ必ず事前に電話で申し込みましょう。

この持ち込み処分では１点につき一律400円で処分が可能なので、費用を抑えることができます。

当日は、運転免許証などの本人確認ができるもの（区内の住所と氏名が記載されたもの）を必ず持っていきましょう。

手数料の支払い方法は、通常の収集と同じで、事前に「有料粗大ごみ処理券」を購入し、処理する品目ごとに貼ってください。

現金での支払いは受け付けておりませんので、注意しましょう。

・区民持込場所（堀ノ内中継所：東京都堀ノ内2-11-32 ）

杉並区の粗大ゴミ回収料金表

次に、粗大ごみの処分料金についてご紹介します。

杉並区で粗大ごみを処分する場合、品目ごとに料金が異なります。

以下に主要な品目とその料金の例を示します。

これらの料金はあくまで参考ですので、正確な金額は粗大ごみ受付センターにお問い合わせください。

対象品	粗大ゴミ料金
布団	400円
自転車	400〜1,300円
マットレス、ベッドマット	400〜2,300円
ソファ（1人用）	900円
ソファ（2人以上）	2,300円
メタルラック	400〜3,200円
テーブル、ダイニングテーブル	400円〜1,300円
マッサージチェア	400〜3,200円（重量制限あり）
箱物家具（高さと幅の合計が135cm以下）	400円
箱物家具（高さと幅の合計が180cm以下）	900円
箱物家具（高さと幅の合計が270cm以下）	1,300円
箱物家具（高さと幅の合計が360cm以下）	2,300円
カラーボックス	400〜3,200円
机	400〜3,200円

品目ごとに料金が異なるだけでなく、大きさや重さによっても料金が変わることがありますので、粗大ごみを出す前には必ず料金を確認することが重要です。

料金の詳細については、杉並区の粗大ごみ受付センターに直接お問い合わせください。

粗大ゴミとして処分できないものについて

杉並区では粗大ゴミとして処分できない品目もありますので、事前の確認が重要です。

特に、家電リサイクル法やパソコンリサイクル法の対象となる製品や、適正処理が困難な物、収集運搬が難しい物などは粗大ゴミとして扱われません。

これらの品目については、別の適切な方法で処分する必要があります。

以下に、それぞれの処分方法について詳しく説明します。

家電リサイクル法で定められた家電製品

家電リサイクル法で定められた家電製品は、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機、エアコン、そしてテレビががあります。

これらの家電製品は、資源の有効活用を促進するために特別な処理が必要とされています。

そのため、地方自治体ではこれらの家電製品の回収を行っておらず、粗大ゴミとして処分することができない為、他の方法で処分する必要があります。

家電リサイクル法対象製品は「家電リサイクルセンター」「不用品回収業者」「家電量販店」などに依頼して処分する事が可能です。

• 家電リサイクルセンターは、申し込みをすると行政から紹介された業者が回収に来てくれます。
• 不用品回収業者は、運搬から回収まで全てまとめて対応してくれます。
• 家電量販店では引き取りサービスを行っており、回収の依頼ができます、

パソコンリサイクル法で定められた製品

杉並区において、パソコンリサイクル法に基づき、家庭で使用していたパソコンは通常、各メーカーが回収を行っています。

このため、杉並区ではパソコンを粗大ごみとして処分することはできません。

ただし、パソコンの付属品であるコード、マウス、キーボードなどは、個別に一般のごみ（資源ごみや不燃ごみ）として処分することが可能です。

パソコンを処分する際には、各メーカーの指定する回収方法に従い、公式ウェブサイトから手続きを行ってください。

これにより、適切なリサイクルが実現し、資源の有効活用が促進されます。

適正処理が自治体で難しい物

適正処理が難しいとされる、自動車（バッテリーやマフラーなどの部品を含む）、オートバイ（バッテリーなどの部品を含む）、自動車タイヤ、ピアノ、耐火用金庫、消火器、コンクリートブロック、ガスボンベなどですが、これらは杉並区では粗大ごみとして処分ができません。

これらの品目については、購入した販売店や専門の不用品回収業者に相談するか、専門業者に処分を依頼するようにしましょう。

適切な方法で処理することで、環境保護に貢献できます。

収集運搬が難しい物

杉並区では、長さが180cmを超える大きな物品は通常の収集運搬が難しいため、粗大ごみとして回収してもらうことができません。

しかし、これらの品目でも、切断することで180cm以下にすれば収集可能です。

例えば、長尺の家具や建材などは必要に応じて切断して、サイズを小さくすることで収集に出すことができます。

ただし、切断や解体が手間やリスクが伴う場合には、不用品回収業者のサービスを利用することをおすすめします。

専門業者に依頼することで、安全かつ効率的に処分を行うことができるでしょう。

自治体以外の粗大ごみ処分方法について

杉並区での粗大ごみとしては回収されない場合でも、民間のサービスを活用すれば不用品を処分することができます。

自治体に頼むよりも手軽で、迅速に処分できる方法もありますので、自分の状況に合わせた処分方法を選ぶことが大切です。

以下に、主な4つの処分方法を解説します。

①不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者を利用すれば、簡単に粗大ごみを処分できます。

自治体の粗大ごみ回収よりも費用が高くなることがありますが、杉並区の粗大ゴミでは回収しない大型の品物やリサイクル家電、パソコンも引き取ってくれます。

大量の不用品があっても、すべてまとめて一度に処分してもらえるので、急いで処分したい場合にも即日対応が可能で、非常に便利です。

忙しい方でも、回収時間の調整に柔軟に対応してくれるため、忙しい現代人の生活に合った処分方法と言えるでしょう。

自分で重たい物を運ぶ必要がないので、女性や高齢者の方にも最適な処分方法です。

ただし、料金などが業者によって異なるので、業者選びは注意が必要です。

事前に公式ウェブサイトや口コミで信頼性や評判を確認し、料金体系も比較検討することをおすすめします。

②オークションやフリマアプリを活用

まだ使える家具や家電などを処分したい場合、オークションサイトやフリマアプリを活用して売却する方法も考えられます。

特にフリマアプリはスマートフォンを使って手軽に出品できるため、多くの人に利用されています。

商品の写真と説明文を丁寧に準備すれば、多くのユーザーに注目され、リサイクルショップよりも高値で取引できることもあります。

ただし、個人間の取引なので、購入者との連絡や梱包・発送の手配が必要です。

商品の状態によってはトラブルが生じることもあるため、慎重に対応することが重要です。

また、急いで処分したい場合や大量の品物をまとめて処分したい場合は、他の処分方法を選択することも検討しましょう。

③ジモティーを利用する

経済的に処分したい場合には、ジモティーを利用するのが便利です。

ジモティーは地域密着型の掲示板アプリで、処分したい冷蔵庫などの不用品を無料で譲渡する相手を見つけられるサービスです。

無料で登録、利用ができます。

興味を持ってくれる人が見つかれば、日程や取引場所を合わせて取引ができます。

大きな品物でも、運び出しを条件に交渉できるため、粗大ごみの処分に適しています。

ただし、相手を見つけるまでに時間がかかることがあり、急いで処分したい場合には向いていないかもしれません。

④リサイクルショップや買取業者に売却して処分

リサイクルショップや買取業者に売却することで、収益を得つつ不用品を処分できます。

買取業者やリサイクルショップでは、再販可能な家具や家電を査定してくれる場合があります。

一般的な買取条件は、「製造から5年以内の家電」や「ほとんど使用感のない家具」、または「状態の良いアパレルやブランド品」です。

アンティーク品やレアなオーディオ機器なども、破損していても査定の対象になることがあります。

持ち込み可能な場合は「店舗買取」、持ち運びが難しい場合は「出張買取」を利用するのが便利です。

杉並区での粗大ごみ処分まとめ

この記事では、杉並区での粗大ごみの出し方や手順、民間の業者の処分方法などをご説明しました。

• 粗大ゴミを出す時は、事前申し込みと有料処理券の購入が必要
• 自治体では処分できない物もある
• 自治体で処分できない品目は不用品回収業者やリサイクルショップで処分ができる

粗大ゴミを処分するには、まず自治体に申し込み手続きをし、必要な処理券を購入する必要があります。

回収日当日には、指定された場所に処理券を貼った粗大ゴミを置くことで、自治体が回収してくれます。

もしくは、杉並区では持ち込みで処分もできます。

この場合は通常より費用が安く済みます。

ただし何でも粗大ゴミに出せる訳ではなく、自治体の規定により、粗大ごみとして処分できない品目もあります。

家電リサイクル法やパソコンリサイクル法の対象品や、特定の運搬が困難な物品はその例です。

このような場合は、不用品回収業者やリサイクルショップ、またはオンラインのフリマアプリを活用して処分することができます。

処分方法を選ぶ際には、手続きや費用のほかに、環境への影響も考慮してください。

このガイドを参考にして、適切な方法で粗大ごみを安全に、かつ効率的に処分しましょう。