新潟市で空き家を片付ける方法|売却・相続・解体前に知っておきたいポイントを徹底解説

新潟市内で「実家が空き家になってしまった」「相続はしたものの、どう片付ければいいかわからない」というお悩みを抱えていませんか。全国的に空き家は増え続けており、新潟市も例外ではありません。空き家は放置している期間が長くなるほど老朽化が進み、資産価値の低下や近隣トラブル、税負担の増加といったリスクが大きくなっていきます。

この記事では、新潟市で空き家を片付ける必要が出てくるタイミングから、放置することで生じる具体的な問題、片付けを始める前の準備、そして実際の不用品の処分方法までを、行政の制度や専門業者の情報をもとに徹底解説します。売却・相続・解体、どの選択肢を考えている方にも役立つ内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

ぽるるん

空き家は全国的に多いお悩みだよ!
この記事を読んで少しでも不安が減るといいな

目次

空き家問題が増えている背景

全国で社会問題化している空き家ですが、何が原因となるのでしょうか。
原因と対策をまとめました。
空き家を放置して損しないために、この記事を参考にして事前に備えておきましょう。

全国的に空き家が増加している理由

日本国内では、少子高齢化と人口減少が同時に進んでいることを背景に、住む人のいない住宅が年々増え続けています。かつて家族で暮らしていた住宅も、子ども世代が進学や就職を機に都市部へ転出し、実家に戻らないまま親世代が施設に入居したり亡くなったりすることで、そのまま空き家になってしまうケースが典型的なパターンです。

また、新築住宅を優先的に取得する傾向が根強く残っていることも一因です。中古住宅の流通が海外ほど活発ではない日本では、古い住宅を売却したりリフォームして再活用したりするよりも、そのまま放置されてしまう住宅が多くなりがちです。加えて、相続をきっかけに複数の相続人で所有権が共有状態になり、誰も積極的に管理や処分の判断をしないまま時間が経過してしまう「塩漬け空き家」も社会問題として指摘されています。

こうした背景から、空き家の総数は増加の一途をたどっており、国や自治体はさまざまな対策を打ち出す必要に迫られています。

新潟市でも空き家対策が進められている

新潟市も、こうした全国的な流れと無縁ではありません。市街地の再開発が進む中央区周辺だけでなく、郊外や中山間地域、旧市町村エリアでは特に人口減少と高齢化が進んでおり、空き家の増加が顕著になっています。冬季の積雪が多い地域特性もあり、管理が行き届かない空き家は屋根や外壁の劣化が進みやすく、倒壊などのリスクが早期に顕在化しやすいという事情もあります。

こうした状況を受けて、新潟市では老朽化した危険な空き家の除却(解体)を支援する補助制度や、空き家を地域活動や福祉活動に活用するための補助事業などを整備し、空き家の適正管理と利活用の両面から対策を進めています。

空き家を所有している、あるいはこれから相続する可能性がある方は、こうした市の制度もあわせてチェックしておくとよいでしょう。

実家が空き家になるケースが増えている

空き家が発生する典型的なきっかけの一つが「実家の空き家化」です。親が亡くなった、あるいは高齢者施設に入居したことで、それまで住んでいた実家に誰も住まなくなり、そのまま放置されてしまうケースです。

子ども世代がすでに別の場所にマイホームを構えていたり、遠方で仕事をしていたりする場合、実家の管理や片付けに十分な時間を割けないことも少なくありません。「いつかは片付けなければ」と思いながらも後回しになり、数年単位で空き家状態が続いてしまうことも珍しくないのです。特に新潟市のように積雪や湿気の影響を受けやすい地域では、放置期間が長引くほど建物の劣化が加速しやすく、早めの判断が重要になります。

空き家を放置するリスクとは

空き家を放置すると、建物そのものの劣化だけでなく、防犯・防災・衛生・景観など、さまざまな面でリスクが積み重なっていきます。誰も住んでいない住宅は換気や通水が行われず、湿気がこもりやすいため、木材の腐食やカビの発生が進みやすくなります。また、庭木や雑草が伸び放題になったり、害虫・害獣がすみつきやすくなったりすることも大きな問題です。

さらに見過ごせないのが、税制上の不利益です。

適切に管理されていない空き家は、行政から「特定空き家」や「管理不全空き家」に指定される可能性があり、その場合は固定資産税の軽減措置が受けられなくなり、税負担が大幅に増加するおそれがあります。

空き家は「片付けなくても困らない」と考えられがちですが、実際には放置すること自体が資産の目減りやトラブルの火種になり得るということを理解しておく必要があります。

ぽるるん

ここまで、空き家を放置するメリットはあまりなさそう、、

空き家の片付けが必要になるタイミング

空き家の片付けは、明確な目的やきっかけがあってはじめて重い腰を上げる方が多いものです。ここでは、実際に片付けが必要になる代表的なタイミングを紹介します。

相続したとき

親や親族が亡くなり、住宅を相続したタイミングは、空き家片付けの最も大きなきっかけの一つです。相続した家には、故人が長年使っていた家具や家電、衣類、思い出の品などが数多く残されており、これらを整理しないことには売却も賃貸も解体も進められません。

相続の場面では、遺品整理としての側面も強く、精神的な負担を感じる方も多いでしょう。しかし、後述するように相続登記の義務化や固定資産税の増額リスクを踏まえると、いつまでも先延ばしにできる問題ではありません。相続が発生したら、なるべく早い段階で家族と方針を話し合い、片付けのスケジュールを立てることが大切です。

売却を検討しているとき

空き家を売却する場合、内部に荷物が残ったままでは、そもそも内覧に対応できません。買主にとって、生活感の残る荷物が散乱した状態の物件は印象が悪く、成約までの期間が長引いたり、価格交渉で不利になったりする原因にもなります。

不動産会社に査定を依頼する際も、室内が片付いていたほうが正確な査定を受けやすく、スムーズな売却活動につながります。「古い家だから多少散らかっていても仕方ない」と考えず、荷物を撤去し、可能であれば簡易的な清掃まで済ませておくことで、売却活動を有利に進められます。

賃貸に出す前

空き家を賃貸物件として活用する場合も、当然ながら入居希望者が内見できる状態に整えておく必要があります。前の居住者の私物が残ったままでは、入居者は生活のイメージを持ちにくく、契約に至る可能性が下がってしまいます。

また、賃貸として貸し出す前提で考えると、原状回復やリフォームの工事が必要になるケースも多く、その工事を行うためにも室内の不用品は事前にすべて撤去しておかなければなりません。片付けと並行して、修繕が必要な箇所の洗い出しも行っておくと、その後のリフォーム計画がスムーズになります。

リフォーム前

空き家を将来的に自分たちで使う、あるいは賃貸や売却に向けてリフォームする場合も、工事前の片付けは欠かせない工程です。荷物が残ったままでは工事の見積もりが正確に取れないほか、工事業者が作業スペースを確保できず、工期が延びてしまう原因にもなります。

特に大規模なリフォームやリノベーションを検討している場合は、床や壁、天井を解体する工程が発生することもあり、部屋の中がすべて空になっている状態が前提条件となることがほとんどです。リフォーム会社に見積もりを依頼する前に、片付けのスケジュールを組んでおくとよいでしょう。

管理が難しくなったとき

所有者自身が高齢になったり、体調を崩したりして、これまでのように空き家の管理に足を運べなくなるケースもあります。定期的な換気や掃除、庭木の手入れができなくなると、建物の劣化スピードは一気に早まります。

このような場合は、無理に自分で管理を続けようとせず、片付けを進めたうえで、売却や解体、あるいは管理代行サービスの利用など、次の一手を検討するタイミングだといえます。管理が難しいまま放置期間が延びるほど、後々の片付け費用や修繕費用がかさんでしまう点にも注意が必要です。

遠方に住んでいて管理できないとき

相続した実家が新潟市内にあるものの、自分自身は県外や遠方に住んでいるというケースも増えています。移動に時間と費用がかかるため、頻繁に空き家の様子を見に行くことが難しく、気づいたときには雑草が生い茂っていた、庭木が隣家にはみ出していた、といった事態になりがちです。

遠方に住んでいる場合は、片付けや処分作業を一度の帰省でまとめて終えられるよう、事前に計画を立てておくことが重要です。

地元の不用品回収業者に一括で依頼すれば、現地に何度も足を運ばなくても片付けを進められるため、時間的な制約がある方にとって心強い選択肢になります。

ぽるるん

きっかけがあると手を付け始めやすいね!

空き家を放置すると起こる問題

空き家を片付けずに放置し続けると、具体的にどのような問題が発生するのでしょうか。ここでは代表的なリスクを7つの観点から整理します。

建物の老朽化

人が住んでいない住宅は、換気や通水が行われないため、湿気がこもりやすく、木材の腐朽やカビの発生が進みやすくなります。新潟市のように冬季の積雪や湿度が高い地域では、屋根や軒先の劣化、雨漏りの発生スピードも早まる傾向があります。

老朽化が進むと、外壁材や瓦が落下する危険が生じたり、最悪の場合は倒壊のリスクにまで発展したりすることもあります。建物が傷んでからでは修繕費用も高額になりやすいため、早い段階での片付けと管理が資産を守ることにつながります。

雑草や庭木の繁殖

庭付きの空き家では、雑草や庭木の手入れが行われなくなると、あっという間に敷地全体が荒れた状態になってしまいます。伸びた庭木の枝が隣地や道路にはみ出すと、近隣住民の生活の妨げになったり、通行人や車両の通行を妨げたりするおそれもあります。

雑草の繁殖は害虫の温床にもなりやすく、蚊やハチなどが発生することで、周辺住民から苦情が寄せられるケースも少なくありません。定期的な草刈りができないのであれば、片付けと合わせて庭の整理も検討する必要があります。

害虫・害獣の発生

空き家は、人の出入りがなく静かな環境であるため、ネズミやハクビシン、アライグマといった害獣、あるいはゴキブリやシロアリといった害虫にとって格好のすみかになります。特に食べ物や紙類、断熱材などが残されたままの空き家は、害虫・害獣を引き寄せる要因になりやすいといえます。

害虫や害獣が住み着いてしまうと、建物内部の柱や壁がさらに傷んでしまうほか、糞尿による衛生被害や悪臭が発生し、近隣にまで影響が及ぶこともあります。不用品や生活用品が残ったままの状態は、こうしたリスクをさらに高めてしまう要因になります。

不法投棄されるリスク

管理が行き届いていない空き家の敷地は、外部から見て「誰も気にしていない場所」だと認識されやすく、心無い第三者による不法投棄のターゲットになりやすい傾向があります。家庭ごみや粗大ごみ、時には産業廃棄物までもが敷地内に捨てられてしまうことがあります。

一度不法投棄が発生すると、それを目にした別の通行人が「捨ててもよい場所」だと誤解し、さらにごみが増えていくという悪循環に陥ることも珍しくありません。不法投棄された廃棄物は、原則として土地の所有者が処分の責任を負うことになるため、思わぬ出費につながるリスクがあります。

防犯上の問題

長期間人の出入りがない空き家は、不審者の侵入や不法占拠、放火といった犯罪のリスクも高まります。窓ガラスの破損や施錠の不備が放置されたままだと、空き家であることが外部からも一目でわかってしまい、犯罪者にとって狙われやすい対象になってしまいます。

また、空き家が犯罪の一時的な拠点として利用されるケースも報告されており、地域の治安悪化につながる懸念もあります。定期的な見回りや、防犯対策の強化とあわせて、不要な荷物を片付けておくことは、防犯面でも重要な意味を持ちます。

近隣トラブル

空き家に起因する雑草の繁茂、害虫・害獣の発生、不法投棄、老朽化した建材の落下といった問題は、いずれも近隣住民の生活環境に直接影響を及ぼします。苦情が積み重なると、所有者と近隣住民との間で深刻なトラブルに発展することもあります。

近隣トラブルは、後々の売却活動にも悪影響を及ぼしかねません。近隣住民との関係が悪化した状態では、購入希望者や不動産会社への印象も悪くなり、スムーズな取引が難しくなる可能性があります。空き家を所有している以上、近隣への配慮は欠かせない責任だといえるでしょう。

固定資産税への影響

空き家を放置し続けると、行政から「特定空き家」あるいは「管理不全空き家」に指定される可能性があります。これらに指定されると、これまで適用されていた固定資産税の住宅用地特例が解除され、土地にかかる固定資産税が最大6倍、都市計画税が最大3倍程度まで増額されるおそれがあります。

この特例が適用されなくなる背景には、2015年に施行された「空家等対策の推進に関する特別措置法」、そして2023年に施行された改正法で新たに設けられた「管理不全空き家」の区分があります。

管理が不十分な空き家は、特定空き家に至る前の段階でも増税対象になり得るため、「まだ特定空き家に指定されていないから大丈夫」と油断はできません。

行政からの助言や指導、勧告を受けた場合は、早急に改善に向けて動く必要があります。

空き家を片付けるメリット

空き家の片付けには手間も費用もかかりますが、それを上回るメリットが数多くあります。ここでは代表的な効果を紹介します。

売却しやすくなる

室内の荷物をすべて撤去し、簡易的な清掃まで済ませておくことで、内覧に訪れた購入希望者や不動産会社の担当者に良い印象を与えられます。荷物が残ったままの状態と比較して、建物の状態や間取りを正確に確認してもらいやすくなるため、査定額にもプラスに働くことが期待できます。

また、片付けが完了していれば、購入希望者が決まってからの引き渡しまでの期間を短縮できるという実務的なメリットもあります。売却を急いでいる場合には特に、事前の片付けが交渉をスムーズに進める鍵になります。

賃貸として活用しやすい

前の居住者の荷物が残ったままの物件では、入居希望者が具体的な生活イメージを持ちにくく、内見時の印象も悪くなりがちです。片付けを済ませ、必要に応じてクリーニングやリフォームまで行っておくことで、入居希望者に「すぐにでも住める」という安心感を与えられます。

空室期間が長引くほど、家賃収入を得られない期間も長くなってしまいます。片付けを早めに済ませておくことは、賃貸経営における機会損失を防ぐことにも直結します。

解体作業がスムーズになる

建物を解体する場合、室内に家具や家電、生活用品などが残ったままだと、解体業者はまずそれらを撤去する作業から着手しなければなりません。これは追加の手間となり、解体費用が想定より高くなる原因にもなります。

事前に不用品を片付けておけば、解体工事そのものにスムーズに着手でき、結果として解体費用を抑えられる可能性があります。見積もりを取る段階から、室内が空になっているかどうかで金額が変わることも多いため、片付けは解体コストを左右する重要な工程だといえます。

管理の負担を減らせる

物であふれた空き家は、換気や掃除、庭の手入れといった日常的な管理作業も大変になりがちです。片付けを済ませておくことで、次に管理をする際の手間が大幅に減り、定期的な見回りもしやすくなります。

特に遠方に住んでいて頻繁に足を運べない所有者にとっては、片付いた状態を保っておくことが、管理の負担を軽減する大きなポイントになります。

防犯・防災対策につながる

不要な物が処分され、室内や敷地がすっきりした状態になれば、火災の際の延焼リスクや、不審者の侵入リスクを下げることにもつながります。特に紙類や布類などの可燃物が大量に残されたままの空き家は、放火のリスクや火災発生時の被害拡大につながりやすいため、片付けによってこうしたリスクを軽減できる効果は見逃せません。

近隣住民への迷惑を防げる

雑草の繁茂や不法投棄、害虫・害獣の発生といった問題の多くは、空き家の中や敷地内に不用品が放置されていることが引き金になっています。片付けを進めることで、これらのトラブルの芽を摘み、近隣住民との良好な関係を維持することができます。

空き家の所有者には、周辺環境に配慮する社会的な責任があります。定期的な片付けと管理は、地域社会への迷惑を防ぐという意味でも重要な取り組みです。

ぽるるん

空き家の片づけはメリットが大きいね!

空き家の片付けを始める前に準備すること

空き家の片付けをいきなり始めると、後になって「これは処分すべきではなかった」「必要な書類が見当たらない」といったトラブルにつながりかねません。作業に入る前に、以下のような準備を整えておきましょう。

家族で話し合う

空き家、特に相続した実家の片付けは、所有者や相続人が一人で判断してしまうと、親族間で後々「勝手に処分した」といったトラブルに発展することがあります。片付けを始める前に、家族や相続人全員で方針を話し合い、売却するのか、賃貸に出すのか、解体するのか、あるいは誰かが住み続けるのかといった大きな方向性を共有しておくことが大切です。

思い出の品や形見分けをどうするかについても、事前に希望を聞いておくことで、片付け作業中の意見の食い違いを防げます。

相続人を確認する

相続した空き家を片付ける場合は、まず法定相続人が誰であるかを正確に把握しておく必要があります。遺言書の有無や、戸籍謄本による相続人の確認を行い、遺産分割協議が必要かどうかを整理しておきましょう。

相続人が複数いる場合、空き家は相続人全員の共有財産となるため、一人の判断だけで売却や解体を進めることはできません。片付け作業自体は始められても、売却や解体といった重要な意思決定の前には、相続人間での合意形成が欠かせない点に注意してください。

必要書類を探す

片付けを進める中で見つかることが多いのが、権利証(登記識別情報)、固定資産税の納税通知書、保険証券、預金通帳、契約書類などの重要書類です。

これらは売却や相続手続き、解体工事の申請などで必要になることが多いため、誤って処分しないよう、片付けの初期段階で重点的に探し出しておくことをおすすめします。

見つけた書類は種類ごとに分類し、専用のファイルや箱にまとめておくと、後の手続きがスムーズになります。

貴重品を確認する

現金や貴金属、有価証券、通帳や印鑑といった貴重品は、思わぬ場所に保管されていることがあります。タンスの引き出しの奥や、本棚の書籍の間、仏壇の中などは特に見落としがちなポイントです。

不用品として一括で処分してしまってから貴重品の紛失に気づいても、後の祭りです。片付け作業を始める前に、家族で「貴重品が出てきそうな場所」をリストアップし、優先的に確認しておくと安心です。

残すものを決める

すべてを一度に処分しようとすると、判断に時間がかかり作業が停滞してしまいます。あらかじめ「残すもの」「譲るもの」「処分するもの」の3つに分類する基準を決めておくと、作業がスムーズに進みます。

思い出の品や記念品については、写真に撮って記録を残したうえで処分するという方法も、精神的な負担を軽減する一つの手段です。すべてを手元に残そうとせず、優先順位をつけて取捨選択することがポイントです。

作業スケジュールを立てる

空き家の広さや荷物の量によって、片付けにかかる時間は大きく異なります。特に遠方に住んでいる場合は、何度も現地に足を運ぶのは負担が大きいため、あらかじめ作業日程を決め、必要であれば複数日にわたる計画を立てておきましょう。

自分たちだけで対応しきれないと判断した場合は、早い段階で不用品回収業者への依頼を検討し、見積もりだけでも先に取っておくと、当日の作業がスムーズに進みます。

空き家の不用品を処分する方法

空き家の片付けで出てくる不用品には、さまざまな処分方法があります。それぞれの特徴を理解したうえで、荷物の量や状態に合わせて使い分けることが大切です。

家庭ごみとして処分する

新潟市では、家庭から出るごみは「燃やすごみ」「燃やさないごみ」「資源物」「特定5品目」などに分別して、指定の場所・日時に出す必要があります。指定袋に入る大きさのもので、火災や破裂の原因にならないもの、材質が柔らかいものであれば、粗大ごみではなく通常の家庭ごみとして処分できる場合があります。

ただし、ごみの分別ルールや収集日は地域ごとに定められた「家庭ごみ収集カレンダー」に従う必要があり、決められた場所・時間以外にごみを出すことはできません。空き家の片付けで出る不用品の量が多い場合、通常の家庭ごみの収集だけでは処理しきれないことも多いため注意が必要です。

粗大ごみとして処分する

指定袋に入らない大きなもの、あるいは「火災・破裂の原因となるもの」「材質の硬いもの」「広げると大きくなるもの」に該当する不用品は、粗大ごみとして処分します。新潟市の場合、大人2人で持ち上げられる程度の大きさ・重さが対象の目安です。

新潟市で粗大ごみを出す際は、事前に「粗大ごみ受付センター」への申し込みが必要です。

申し込み方法には、24時間対応のインターネット受付、チャットボット受付、LINE受付のほか、電話受付(025-290-5353、月曜〜土曜9時〜17時)、FAX受付(聴覚・音声・言語機能障がい等のある方専用)があります。

申し込み後、指定された料金分の粗大ごみ処理券(100円・200円・300円・500円の4種類)をスーパーやコンビニ、区役所などで購入し、収集日の午前8時までに、品物ごとに処理券を貼付して指定の排出場所に出す必要があります。

なお、収集日は申し込みから通常3日〜1週間程度先になることが多く、混雑状況によってはさらに延びる場合もあるため、早めの申し込みが肝心です。

テレビ(ブラウン管・液晶・プラズマ・有機EL)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機、エアコンといった家電リサイクル法対象品目は、新潟市では収集していません。これらは家電量販店や指定引取場所など、別の方法で処分する必要があるため、事前に確認しておきましょう。

ごみ処理施設へ持ち込む

大量の不用品が出る場合、自分で車に積んでごみ処理施設に直接持ち込むという方法もあります。収集を待つ必要がなく、まとめて処分できる点がメリットですが、施設までの運搬や荷下ろしをすべて自分で行う必要があるため、大型家具や重量物が多い場合は体力的な負担が大きくなります。

また、施設によって受け入れ可能な品目や搬入時間、手数料が異なるため、事前に自治体や施設への確認が欠かせません。

リサイクルショップを利用する

まだ使用できる家具や家電、貴金属、骨董品などは、リサイクルショップに買取を依頼することで、処分費用をかけずに、むしろ収入を得られる可能性があります。空き家に残された物の中には、想定外の高値がつくものが見つかることもあるため、処分する前に一度査定してもらう価値はあるでしょう。

なお、新潟市では、粗大ごみとして出す前に複数のリユースショップの買い取り価格を比較できる「おいくら」というサービスと連携しており、こうしたサービスを活用することで、処分費用や排出の手間を抑えられる場合があります。

フリマアプリを利用する

近年は、フリマアプリを使って不用品を個人間で売買する方法も一般的になっています。手間はかかりますが、リサイクルショップの買取査定額よりも高く売れることがあるほか、写真や説明文次第では思わぬ需要が見つかることもあります。

ただし、出品や梱包、発送作業に時間と手間がかかるため、大量の不用品を短期間で片付けたい場合には不向きです。時間に余裕がある場合や、価値のある品物を厳選して売りたい場合に向いている方法だといえます。

不用品回収業者へ依頼する

空き家の片付けで最も効率的なのが、不用品回収業者へまとめて依頼する方法です。分別や運び出し、処分までをすべて業者に任せられるため、自分たちで手を動かす手間を大幅に削減できます。特に、遠方に住んでいて何度も現地に足を運べない方、大量の不用品を一気に処分したい方、高齢で重い荷物を運べない方にとって、大きな助けになります。

新潟県内には数多くの不用品回収業者があり、相場としては、軽トラックで1万円台〜3万円台、1〜1.5tトラックで3万円前後、2tトラックで5万円〜8万円程度が目安とされています。ただし、回収する不用品の種類や量、業者によって金額は変動するため、必ず事前に見積もりを取ることが重要です。

業者を選ぶ際は、料金体系や実績が見れるかどうかを必ず確認しましょう。悪質な業者に依頼すると、不法投棄などのトラブルに巻き込まれるリスクがあります。

また、無料回収や極端な格安料金をチラシやトラックの巡回で宣伝している業者には注意が必要です。実際には高額な追加料金を請求されたり、貴金属の買い取りを強要されたりする被害も報告されています。

公式サイトで会社概要、口コミや評判はどうかといった点を、複数社で比較したうえで依頼先を決めることをおすすめします。

ぽるるん

量が多い場合は、一つの方法だけでなく色んな方法を使い分けられるとスムーズ!

新潟市で大量の荷物を片付けるなら不用品回収業者に!

ここまで見てきたように、空き家の片付けには「家庭ごみ」「粗大ごみ」「ごみ処理施設への持ち込み」「リサイクルショップ」「フリマアプリ」といった選択肢がありますが、いずれも自治体のルールに沿った分別や、事前の申し込み、荷物の運搬などの手間がかかります。特に、実家を丸ごと片付けるような大量の荷物がある場合、粗大ごみの申し込みを何十件も行い、収集日を何度も待つのは現実的ではありません。

このようなときこそ、不用品回収業者の出番です。分別・運び出し・処分までをまとめて任せられるため、遠方に住んでいる方でも短期間で片付けを完了させることができます。相続や売却、解体を控えていて「なるべく早く片付けを終わらせたい」という方には特に、不用品回収業者への依頼が現実的で確実な選択肢だといえるでしょう。

ただし、業者選びを誤ると、高額な追加料金を請求されたり、悪質な訪問買取のトラブルに巻き込まれたりするおそれもあります。依頼する際は、料金の明瞭さ、口コミや実績を必ず確認したうえで、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。

新潟市で回収できないものはぜひPORTE(ポルテ)にお任せください!

新潟市の粗大ごみ収集では、家電リサイクル法対象のテレビや冷蔵庫、エアコンなど、行政では回収してもらえない品目があります。また、大量の不用品や大型家具、事業所で使用していたものなど、自治体のルールだけでは対応しきれないケースも少なくありません。

そんなときは、新潟エリアの不用品回収に対応するPORTE(ポルテ)にご相談ください。行政では収集できない家電リサイクル対象品や、まとめて片付けたい大量の不用品まで、幅広く対応いたします。相続した実家の片付け、売却や解体前の不用品処分など、新潟市での空き家の片付けに関するお悩みは、ぜひPORTE(ポルテ)までお気軽にお問い合わせください。

ぽるるん

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