掃除機の正しい廃棄方法:費用、手間を考慮した最適な選び方
不要な掃除機はどう廃棄する?最適な方法を紹介
掃除機の廃棄で困った経験はありませんか?多くの家庭で一台は所有している掃除機を、処分した経験がある人は多いでしょう。その処分方法、合っていますか?
最新の掃除機は処分方法が違うのでしょうか。バッテリー付きの掃除機など、処分にひと手間必要な掃除機もあるんです。
自身でごみとして捨てる場合から、業者に依頼する場合まで様々の処分方法を紹介します。また、環境に良い廃棄方法とは?リサイクルの重要性や、リユースに関することまで徹底解説していきます!
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掃除機の廃棄の基本知識
- 掃除機の寿命と適切な廃棄時期
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一般的に掃除機の耐用年数は、およそ7〜8年とされていますが、メーカーによっても多少異なります。
以下のサインが出たら買い替えを検討すると良いでしょう。
電源が入らない。途中で止まる、動かなくなる
吸引力が弱くなってきた
焦げ臭い匂いがする、本体がすぐ熱くなる
コードの巻き取りが弱くなってきた
焦げ臭いにおいがしたり、本体がすぐ熱くなる場合はモーターの寿命が原因だと思われます。そのまま使用を続けると発火の恐れもありますので、すぐに使用はやめましょう。
電源が入らなくなる場合、最初は修理も検討すると良いですが、長年使っている場合は寿命の可能性もあります。また、何度も繰り返すようでしたら故障と考えられますので廃棄するのが良いでしょう。
※耐用年数とは
家電製品は長く使用していると故障することもあります。その為メーカーでは故障対策、製品機能を維持できるように必要部品の保有期間というものを定めています。この「補修用性能部品の保管期間」以内の期間を耐用年数と指すことが多いです。ちなみに主な家電の期間は、テレビが8年、冷蔵庫が9年、洗濯機が6年、電子レンジが8年、エアコンが9年とされています。
- 掃除機を購入する際の注意点
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掃除機を購入する際に、自身のライフスタイルに合ったものを選んでいるでしょう。大きく紙パック型、サイクロン型に分かれます。吸引力を重視したい方は紙パック式を選ぶと良いでしょう。サイクロン型はお手軽ですが、掃除を怠ると吸引力が落ちるので注意が必要です。
また、ごみとして捨てる時のことも考慮すると良いでしょう。コードレス掃除機は便利ですが、バッテリー部分は解体する必要があるのでひと手間かかります。掃除機によっては細かく解体できるものもあり、その場合は不燃ごみとして捨てられるので手間がかからないでしょう。
また、掃除機は以下の項目に基準をおいて選択すると良いでしょう。
- 吸引力
- 音
- 機能(ロボット掃除機の場合)
- アタッチメント(ヘッドの種類)
種類 メリット デメリット キャニスター掃除機 ・吸引力が強め
・ごみ捨ての頻度を減らせる・階段を掃除しづらい コードレス掃除機 ・コンセントがない場所でも気軽に使える
・素早く掃除開始できる・充電が切れやすい サイクロン式掃除機 ・綺麗な空気が排出される
・吸引力が低下しにくい・メンテナンスが必要 ロボット掃除機 ・掃除を任せられる
・家具の下まで掃除できる・段差が昇降できないのでエリアが制限 ハンディ掃除機 ・狭い場所が掃除できる
・不燃ごみで捨てられる・吸引力が弱め どのタイプにもメリットとデメリットはあるでしょう。自身のライフスタイルに合った掃除機を選ぶことが大事です。
掃除機の分類と正しい廃棄方法
- 掃除機は何ゴミに分類されるのか?
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掃除機は大きさによって「不燃ごみ」「粗大ごみ」に分類することができます。自治体によっても異なりますが、一辺が30cm未満のものならば不燃ごみで捨てることができます。詳しくはお住まいの行政ホームページなどで確認しましょう。解体して30cm以内になる場合は、不燃ごみに分類します。
その他の大きいものは、粗大ごみに出してください。ただし、コードレス掃除機に搭載しているバッテリーは、粗大ごみに出すことができません。バッテリー部分は取り外し、お近くの家電量販店、ホームセンターなどの店頭回収、自治体のリサイクルボックスに入れてください。
- 代表的な掃除機の廃棄方法
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- 粗大ゴミとしての廃棄
- 家電量販店での下取り
- 不用品回収業者への依頼
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粗大ゴミとしての廃棄
粗大ごみとして廃棄するには、戸別収集を利用する場合とゴミ処理施設に持ち込みする場合があります。
※バッテリーは、取り外して別途処分する必要があります。
戸別収集
お住まいの地域の行政ホームページで収集日を予約します。コンビニやスーパーマーケットなどで【粗大ごみ券】を品目のリサイクル料金分を購入します。
当日、指定時間までに玄関先やごみ集積所に出しておきます。粗大ごみ券を必ず見える所に貼っておきましょう。
混雑具合によっては予約ができる日が1ヶ月後などの場合があります。余裕を持って予約しましょう。
直接持ち込み
市町村のごみ処理施設に直接持ち込む方法があります。事前に予約が必要な所もありますのでホームページなどで確認しましょう。リサイクル料金は施設で直接支払う所が多いです。
家電量販店での下取り
掃除機を新しく買い替える場合は、古いものを下取りしてくれる所があります。年式によっても価格に差がありますが、比較的綺麗な場合は下取り価格を差し引いて掃除機を購入することができます。
ただし店舗によって異なりますので、事前に確認しておくと良いでしょう。
不用品回収業者への依頼
不用品回収業者に依頼して、回収してもらう方法があります。不用品回収業者なら掃除機などの不要家電も回収してもらうことが可能です。面倒な処分手続きがなく、回収から処分までを全て行なってくれるますので時間のない方や運搬が困難な方にお勧めです。希望の日時に回収に来てくれますので、行政サービスでは行ける日がないという方は特にお勧めします。
また、処分したい掃除機と他の不用品も一緒に回収してくれるので複数処分したいものがある方にはメリットでしょう。
さらに、買取りサービスを一緒に利用すると回収価格から差し引いてくれる所があります。買取りを考えている方は買取りも行なっている業者を選ぶと良いでしょう。
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費用と手間を考慮した最適な廃棄方法
- 各廃棄方法の費用相場
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それぞれの処分にかかる費用についてご紹介していきます。
解体して不燃ごみに出す場合は、無料になります。不燃ゴミの出し方のルールを守って指定の曜日に出しましょう。
粗大ごみに出す
行政の粗大ごみに出す場合は、300〜500円が相場です。詳しくはお住まいの行政ホームページを確認しましょう。
家電量販店の下取り
下取りに出す場合、費用はかからないですが下取りサービスを行なっていないところもあります。必ず店舗に確認しましょう。
- 掃除機の廃棄にかかる手間と時間
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掃除機の廃棄は、粗大ごみとして自身で処分する場合は予約や粗大ごみ券の購入など、かなり手間がかかるでしょう。ごみ処理施設に直接持ち込む場合にも車で運搬するなどの手間と時間はかかるでしょう。
- 低コストでの廃棄方法
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一番低コストで廃棄する方法は、家電量販店にて下取りサービスを活用することでしょう。掃除機を新しく買い替える場合は、その家電量販店にお願いすると良いでしょう。また、下取りサービスを利用したいと考えている場合は、そのようなサービスを行なっている店舗で新製品を購入しましょう。
ノジマ、ヤマダ電機、ジャパネットたかだ等は掃除機の下取りを行なっています(2023年9月)
- 手間をかけずに廃棄する方法
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一番楽な方法は、不用品回収業者に回収を依頼することです。自分の希望時間に予約することができますので、自分のスケジュールに合わせてお願いすることができます。
見積もりを無料で行なっているところもありますので、料金が気になる方はそんなところを利用しましょう。運搬から処分まで丸投げで行なってくれるので、ストレスフリーで処分したい方にとってはメリットでしょう。
環境との関わり: エコな掃除機の廃棄方
- 環境に優しい廃棄方法
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掃除機など家電の廃棄は、少なからず地球環境に負担をかけてしまいます。例えばコードレス掃除機に備え付きのバッテリーなどは、焼却すると有害物質が発生するので市町村のごみ焼却施設では焼却できません。
バッテリーをリサイクルボックスに入れるように呼びかけているのはその為です。
- リサイクルと再利用の重要性
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焼却できない廃家電やバッテリーは埋め立て処理がなされていますが、近年埋め立て地不足が問題になっています。
ごみを減量することがとても重要な課題なのです。
リサイクルショップやフリマで売却
まだ十分に使用できる場合は、処分前に売却を考えましょう。まだ使用できるのを廃棄するのは勿体ないですよね。
一番多いのは、リサイクルショップに売却する方法です。店舗によっては出張買取を行っている業者もありますので、持ち込みが困難な場合は出張サービスを利用すると良いでしょう。最近ではフリマアプリを利用する方も多いでしょう。買い手が上手く見つかればリサイクルショップで売却するよりも高値で売れることができます。ただし、出品のための撮影や梱包、郵送などを自身で行わなければならないのでかなり手間がかかるでしょう。買い手がすぐに見つかるとは限らないので、暫くは自宅に保管しておく必要があります。
ごみを減量することはとても大事なことです。まだ使えるのならば、すぐに廃棄する前にリユースできるかを考えましょう。
まとめと今後の掃除機購入時のポイント
- 掃除機の適切な廃棄方法の選び方
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掃除機を廃棄する方法は、大きく2つありました。自身で行政のごみに出す方法と業者に引き取りをお願いする方法です。
自身で行うには、予約や粗大ごみ券の購入など手間はかかるでしょう。またすぐに処分したい!など期限が迫っている方は他の方法を選ぶと良いでしょう。
業者にお願いする場合は、不用品回収業者に依頼する方法と家電量販店の下取りサービスを利用する場合があります。家電量販店に下取りをしてもらう場合は、店舗ごとに条件がありますので事前に確認しましょう。
楽に処分をしたいなら不用品回収業者がお勧めです。ただし、悪徳業者にはくれぐれも注意しましょう。
不用品回収の悪徳業者に注意
回収業者の中には悪徳業者と言われる違法に取引している業者が存在します。初めは「無料」と言っておきながら、荷物を詰んだ後に「全てが無料ではない」と最終的に高額な請求をしてくる悪徳業者とのトラブルが発生しています。不用品回収を無料で行うと謳っている所は利用しないようにしましょう。
また「無許可」で行なっている業者の利用は控えましょう。必要な許可とは、「古物商」の免許を持つ業者や自治体の委託業者のことです。
処分には必ず費用がかかります。安すぎる業者は適切に処分をしていない場合がありますので気をつけましょう。
- 今後の掃除機購入時のポイント
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掃除機を購入する際には、最新の掃除機を購入すると電気代の節約を期待できます。エコ機能が搭載されているものを使えば、フローリングやカーペットなどの床面に合わせて運転モードを替えてくれるので消費電力が抑えられるのです。
掃除機には寿命がありますので、いずれは廃棄をする時がきます。少しでも寿命を伸ばすには、日頃からのこまめな手入れが必要です。また、掃除機によっては細かく解体できるものもありますので、30cm以内にまで解体できれば不燃ごみに出すことができますので楽でしょう。コードレスのバッテリー付き掃除機はとても便利ですが、処分する時にひと手間かかります。
しかし実際は廃棄方法まで考えて掃除機を選ぶ人は少ないと思います。ある程度長く使う掃除機です。自分のライフスタイルに合った掃除機を選ぶのが良いでしょう。
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