エアコン引き取りの全て!安心・確実な方法と節約テクニック
エアコン引き取り!安心・確実な引き取り方法を解説
エアコンは粗大ごみで処分できません。なぜかというと、家電リサイクル法という法律で決められていて、適切に処分しなければいけないからです。
さらに、家電リサイクル法の対象製品を処分するにはリサイクル料金がかかります。
『リサイクル家電って処分がめんどくさそう』
でもご安心ください!
エアコンの処分方法はひとつではありません。
色々な処分方法があり、その中には簡単に、お得に処分できる方法もあるのです。
その処分方法を詳しくご説明しますので、その中から自分に合った一番簡単でお得な方法を選んで、エアコンをかしこく処分しちゃいましょう♪
エアコン引き取りの必要性
- エアコンの寿命と更新時期
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エアコンの使い方や置かれている環境にもよりますが、一般的にエアコンの寿命は10年程度と言われています。
エアコンの買い替え時期は使用期間「7年~10年以内」が最多、次いで「10年~13年以内」という結果に。
10年程度使ったエアコンは、修理すると新規購入と変わらないくらい費用がかかる場合もあります、買い替えがおすすめです!
- 家電リサイクル法とエアコンの位置づけ
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2001年4月1日から家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)が施行されました。
ご家庭で使われてきたエアコンを最終的にメーカーが引き取り、現在においては総重量の80%以上をリサイクルするとともに、冷媒フロンの回収・処理を行っています。
エアコン引き取りの基本知識
- エアコンは粗大ごみとして引き取られるのか?
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私たちはエアコンを一般的なごみで処分、または粗大ごみとして処分することはできません。
処分するときには必ず「家電リサイクル料金」を支払う必要があります。
- 家電リサイクル法に基づく引き取りの流れ
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【同品目の新しい製品に買い替える場合】
新しい製品を購入するお店に引取りを依頼しましょう!お店ごとで引取り方法が異なるため、まずはお店にお問合せください。
【買替えではなく処分のみの場合】
処分する製品を購入したお店に引取りを依頼しましょう!
お店ごとで引取り方法が異なるため、まずはお店にお問合せください。購入したお店がどこであったか分からない場合などは、お住いの市区町村の案内する方法によって処分します。市区町村ごとで方法が異なりますので、市区町村のホームページ等で確認する必要があります。
また、上記のほかにも、郵便局振込方式で料金を支払い、指定引取場所に直接持ち込む方法などもあります。
エアコン引き取りの具体的な方法
- 家電量販店による引き取りサービス
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新規エアコンを入替する際に古いエアコンを引き取ってもらえるので、処分する手間がかからないのがいいところです。
しかし、処分してもらうためには「リサイクル料金+収集・運搬料+取り外し工事費」など思ったより引き取り費用がかかってしまいます。
リサイクル料金は家電メーカーや種類によって変わります。
また収集・運搬料は販売店によって変わります。
合わせて取り外し工事費に関しては、エアコンの種類・室外機の設置場所によって異なるので処分を依頼する際にしっかり確認しましょう。
- 不用品回収業者を利用する方法
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不用品回収業者に依頼してエアコンを回収してもらう方法です。
おそらく今回ご紹介しているエアコンの処分方法で、最も手間のかからない処分方法でしょう!
電話、またはホームページ・LINEなどから問い合わせれば、早ければその日のうちに自宅まで回収に来てくれます。ほとんどの不用品回収業者はエアコンの取り外しも行っているため、かかる手間と言えば業者に連絡して引き取りの依頼をすることくらいです。
また、すべてではないですが、買い取りを行っている業者も多くあります。買取可能なエアコンであればその場で現金化することも可能です。多くの不用品回収業者は無料見積もりを行っていますので、まずは買取可能か聞いてみて、買取が難しい場合は回収料金がいくらになるのか見積もりをしてもらうとよいでしょう。
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- 購入したお店での引き取りサービス
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処分方法も買い替えの場合とほぼ同じです。
処分するエアコンを購入した家電量販店などの店舗に処分を依頼
その店舗で家電リサイクル券を発行してもらう
家電量販店に依頼された業者が自宅まで回収しに来てくれる
この処分方法でも「リサイクル料金+収集・運搬料+取り外し工事費」がかかります。
- リサイクルショップや買取業者を利用する方法
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もし買い取ってもらえるなら、処分費用がかからないばかりか、すぐ現金化できるのでとてもお得ですよね!
注意するのは使用年数やエアコンの容量です。
エアコンの買取相場は、エアコンの容量・使用年数に大きく変わるからです。
「エアコンの買い取りは製造から5年以内」と言われることが多いですが、製造から10年以内のエアコンも買い取ってくれるところもあります。
年式や型番などを伝えて買取可能かまずは問い合わせてみるといいでしょう。
買取可能であれば、取り外しは無料やってくれる場合も多いのもメリットですね。
ただし、素人が取り外したエアコンは買取対応してくれないことがほとんどですので注意しましょう。
エアコン引き取りの際の費用と節約テクニック
- 引き取りにかかる平均的な費用
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おおよそ5,000円〜20,000円程度と言われております。
エアコンの処分にかかる料金は、室内機、室外機の本体の処分費用のほか、取り外し費用もかかります。
自分で取り外しをすると大変な作業となるため、業者に依頼する方法が一般的です。
そのため、エアコンの処分費だけでなく、取り外し費用・リサイクル料金も合わせてのトータルの料金で考える必要があります。
- 無料で引き取ってもらう方法
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①買取業者にエアコンの買取を依頼する
エアコンの買取業者に依頼すれば、エアコンを無料で引き取ってもらえる場合があります。エアコン本体やその部品に価値があれば、買取業者が回収後に転売することができるからです。
この方法を用いれば、エアコンの処分費用を無料にすることができます!しかし、すべてのエアコンで無料回収を行っているわけではありません。中古のエアコンとして価値があるのは一般的に、製造から5年以内のものと言われているからです。それ以前に製造されたものは、価値が下がってしまっているため、無料引き取りをしてもらえる可能性は低いです。
②ネットオークションで中古エアコンとして販売する
ネットオークションの普及により、中古エアコンもネットで多く出回るようになりました。ネットオークションを用いることで、個人でも希望価格を設定して、エアコンの販売をすることができます。
- 費用を抑えるための交渉ポイント
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複数の業者で見積を取ること!
他の業者さんのお見積り金額をお伝えすると、他業者より見積金額を頑張ってくれる業者さんが多いです!!
少し手間と時間はかかりますが、前もって準備して依頼しておけば料金をしっかり比較して予算よりお安く処分できるかもしれません。
オプション金額をかからないように工夫する!
エレベーターがないアパートなどの場合やスタッフの追加が必要な場合、追加料金が発生する場合があります。(階段料金やスタッフ追加料金)お手間がかかってしまいますが、なるべく費用がかからないよう、1階に移動するなど工夫するのもアリです。階段料金やスタッフ追加料金が発生しない業者も中にはありますので、そのような業者を探すのも一つの手段です。
エアコンの自分での取り外しと注意点
- エアコンの安全な取り外し方法
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①エアコンの搬出経路を確保する
②室内機の下に養生マットを敷く
③室外機の側面カバーをドライバーを使って開ける
④ポンプダウンで冷媒ガスを回収する
⑤リモコンでエアコンの電源を切る
⑥電源プラグをコンセントから抜く
⑦外したバルブキャップを付け直す
⑧冷媒ガスが回収できているか確認する
⑨配管パイプを養生する
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所用時間は不慣れな方でも40分~1時間程度で作業を終えることができます。
自分で行えば、道具類を買いそろえるための1,000~2,000円程度の費用で、取り外し工事が可能です。
- 取り外し時のリスクと対策
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エアコンの取り外し作業を力づくで行うと、本体を破損させたり、本体が付いている室内の壁を傷つけたりする可能性があります。
特に室外機の取り外し作業では、配管の内部に溜まっているガスに空気が加わり、破裂するほど大きな破損につながることもあります。
たとえ壊れたエアコンとはいえ、こういった破損はケガにもつながる可能性はもちろん、賃貸物件の場合、原状回復が難しくなることも考えられます。
破損や事故のないよう、適切な方法で丁寧に取り外しましょう。
エアコン引き取りの際のよくある質問
- 引き取りの際の必要書類は?
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① 家電量販店に依頼
家電量販店で『家電リサイクル券』もらいましょう。
処分を依頼すると、家電量販店から依頼を受けた業者が引き取りに来てくれます。
② 自治体に依頼
郵便局に備え付けられている『家電リサイクル券』に必要事項を記入します。 郵便局窓口や銀行で料金をお支払いいただくと自治体指定の業者を引き取りに来てくれます
- 古いエアコンでも引き取ってもらえるのか?
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家電リサイクル法の手順で手続きすれば、年式は関係なく引き取り可能です。
または不用品回収業者に依頼するのも手間がかからず、おすすめです♪
- 引き取り後のエアコンの行方は?
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家庭から粗大ごみとして出されたエアコンは、収集された後「家電リサイクルプラント」に搬送されます。そこで室内機のキャビネットが取り外され、室内機の熱交換器を取り出し、冷媒回収機で冷媒フロンをボンベに回収。その後室外機の部品を取り外します。
家電リサイクル法の対象には、ウインド型と、セパレート型(壁かけ型・床置き型)のエアコンが指定されています。現在、粗大ごみとして引き取られたエアコンは冷媒フロンの回収・処理を行った後、総重量の80%以上をリサイクルしています。
まとめ
エアコンの引き取りは家電リサイクル法に基づき行われる
複数の方法でエアコンの引き取りが可能
費用や取り外しの際の注意点を理解して安全に引き取ってもらう
適切な方法でエアコンを引き取ってもらうことで環境保護にも貢献
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