ガスコンロの処分に必要な全情報:方法、費用、寿命、注意点

ガスコンロの処分に迷ったらこの記事へ。7つの処分方法から費用、寿命、注意点まで詳しく解説。粗大ごみ、販売店回収、リサイクルショップ、ネットオークション、引っ越し業者、知人譲渡、不用品回収業者の選び方も。

ガスコンロの処分に関する7つの方法とその詳細

ガスコンロの処分でお困りの方はいませんか?過去にそんな経験がある方もいるでしょう。そんなガスコンロの処分方法について紹介していきます。

ガスコンロの取り外し作業は大変危険が伴います。しっかり作業手順を守って安全に行いましょう。また、処分方法には粗大ごみに出す以外の方法もあるってご存知でしたか?まだ比較的新しいものだったら処分費が掛からずに手放せるかもしれません。処分前の注意点から楽な処分方法まで、徹底解説していきます!

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ガスコンロを処分するタイミングと寿命

ガスコンロの平均寿命

家庭用ガスコンロの寿命は10年程度と言われています。しかしこの年数は長く使えた場合の年数です。減価償却資産として法令で定められた、ガスコンロの法定耐用年数は6年です。

何年使えるのか

ガスコンロは、「ビルドインタイプ」「据え置きタイプ」の2つのタイプがあります。

ビルドインタイプの場合、寿命は約10年

据え置きタイプの場合、寿命は約5年

システムキッチンと言われる、コンロが埋め込まれているタイプの方が長く使用できます。寿命年数に近づくにつれて部品の劣化が進み不具合が生じやすくなります。寿命を伸ばすコツは日々のメンテナンスです。コンロに長い間ごみが溜まっていると部品の劣化に繋がります。日々のお掃除はしっかりするように心がけましょう。

故障のサイン

ガスコンロの故障のサインを見過ごしてはいけません。寿命が近づいた時は、不具合が出たり、故障したりすることがありますが、使用して間もない場合でも以下のような症状が出る場合があります。修理が必要ですので、必ず専門の業者に見てもらうと良いでしょう。

どのような症状が出るのか

・着火時や使用時に異音がする

・ガス臭い

・点火しにくく、火が点いてもすぐに消えてしまう

・エラー表示が出てリセットしても表示が消えない

ガスコンロの不具合が発生したら、まずコンロ本体の乾電池を交換してみると良いでしょう。半年以上乾電池を交換していないなら、電池切れの可能性があります。

次は、ガスの元栓とホースの状態を確認しましょう。元栓とコンロを繋ぐガスホールが曲がっていたり、劣化してしたりしていると正常に動かない場合があります。取り付けが甘いとガズ漏れを起こす恐れがありますので、気をつけましょう。

安全装置

2008年以降に販売されたガスコンロには、バーナーの全口に「調理油過熱防止機能」「立消え安全装置」が搭載されています。センサーで調理油からの火災を防いでくれますが、度々故障することもあります。コンロ部分やグリルなど定期的にメンテナンスをして綺麗な状態を保つようにしましょう。

ガスコンロの処分に必要な注意点

ガスの元栓を閉める

まずは、ガスの元栓を閉めましょう。ガスコンロにはガスが通っており、元栓が開いた状態でガステーブルを取り外すと、ガス漏れや引火による火災や爆発の危険があります。取り扱いには十分注意しましょう。ガスコンロを運搬する前には部品を取り外す必要があります。グリルやバーナーカバー、トッププレート、ノブなどといった部品があります。

ガスホースを無理に引っ張らない

ガスホースが固くなり抜けなくなっている場合には無理やり抜こうとせず、カッターやハサミなどの刃物で切れ目を入れて抜きましょう。

危険性とは

無理に分解してしまうと、ガス漏れや火災、爆発などの危険性があるため十分注意が必要です。

ガスホース内のガス抜きを行う

ガスの元栓からガスホースを抜いた後は、ホース内のガス抜きをする必要があります。ガスが残っていると引火してしまう危険性があります。

7つのガスコンロ処分方法

粗大ごみとして出す

ガスコンロは、粗大ごみとして出すことができます。行政の粗大ごみの出し方には、「戸別収集」と「クリーンセンター」に持ち込みの2種類があります。

手続き方法

お住まいの地域の行政ホームページから予約をし、回収日を決めます。予約状況によっては、2週間後〜1ヶ月後しか予約が取れない場合がありますので日程には余裕を持ちましょう。

粗大ごみ料金は、【粗大ごみ券】を購入することで料金を納めることができます。粗大ごみ券は、お近くのコンビニやスーパーマーケットで購入することができます。料金分の粗大ごみ券を購入しましょう。処分品の見えるところに粗大ごみシールを貼るのを忘れないようにしましょう。

回収日当日の朝、玄関先またはごみ集積場に出しましょう。自身でクリーンセンターに持ち込む場合も、事前予約が必要です。同じように粗大ごみ券を購入しましょう。市町村のクリーンセンターによってルールが異なりますので、必ず行政ホームページを確認しましょう。自身で持ち込む場合には、車などの運搬手段が必要になります。

販売店で回収

ガスコンロを購入した家電量販店で下取りサービスを利用することができます。

条件と手続き

多くの家電量販店、新しい製品へ買い替えの場合に回収をしてくれますが、中には回収のみでも利用できるところもあります。新しく購入する時に、古いガスコンロの回収もお願いすると良いでしょう。

主な家電量販店回収費用備考
ケーズデンキ1,100円
エディオン550円
ヨドバシカメラ1,100円出張2,200円
コジマ1,958円段ボールに
詰める
リサイクルショップで売る

比較的新しく綺麗な状態であれば、リサイクルショップに売却する方法もあります。店舗により一定の基準がありますので、必ずしも買取り価格がつくとは限りません。一般的にガスコンロの寿命は10年と言われています。製造から10年に近づくにつれて修理できる部品が不足する場合があります。寿命の年数は大きく影響します。

買取り価格の目安

一般的なガスコンロの買取り価格は、1,000〜3,000円が相場です。

高機能ガスコンロの場合は値段が少し高くつき、5,000〜8,000円ほどになります。ただし、店舗によって価格が多少上下する場合があります。少しでも高く売却したい方は相見積もりをお願いすると良いでしょう。

ネットオークションで売る

最近では、ネットオークションやフリマアプリなどを利用する人が増えています。ネットを利用して個人で売却する方法もあります。ただし、出品のために写真撮影から梱包、配送まで全て自身で行わなければいけないので、かなり手間がかかるでしょう。買い手がすぐに見つかるとは限りませんので、その場合は自宅に保管しておかなければなりません。引っ越しなど、手放す日が迫っている方には向かないでしょう。

出品のコツ

出品写真には気を使う必要があるでしょう。正面だけではなく、様々な角度から撮影すると全体の様子が分かって安心でしょう。また、傷があるなどの情報も素直に書きましょう。新品などと嘘をつくのは良くありません。購入年または使用年数も記載すると良いでしょう。

引っ越し業者に依頼

引っ越し業者の中には家電や家具の引き取りも行ってくれるところがあります。新品同様のものならば無料引き取り、古いものや傷がある場合は有料引き取りになることが多いでしょう。

引っ越し見積もりの際に、不用品の回収もお願いすると回収費用とを合わせた金額を出してくれます。一つの業者にどちらもお願いできるので、とても便利でしょう。特に忙しい人にとってはメリットでしょう。ただし、必ずしもコスパが良いとは限りません。

知人に譲る

ガスコンロを必要としている知人や友人に譲る方法があります。一番手間が掛からずに手放せる方法でしょう。近くに住んでいる場合は、手運びも可能ですが、車での運搬や配送が必要な場合は少し面倒でしょう。

必要な手続き

配送する場合は郵便局に持ち込みが必要ですが、他に必要な手続きはありません。

不用品回収業者に依頼

不用品回収業者にお願いするのが一番楽な方法でしょう。家電や家具に問わず、1品から回収してくれるのが魅力的でしょう。しかも、自分の希望日時に合わせて回収に来てくれます。引っ越しなど処分する日が迫っている場合は、回収業者を利用することをお勧めします。ただし、不用品回収業者の中には悪徳業者と言われる違法に取引している業者もいます。そんな業者に引っかからない為の見極めポイントもご紹介します。

費用と選び方

ガスコンロ1つ回収の場合、6,000〜8,000円が相場でしょう。

ただし、業者によっては定額パック料金制を設定していて、一番の最低料金を12,000円にしているところもあります。複数の不用品を回収して欲しい方は、場合によってはお得になるかもしれませんが、一点の場合には高くつくでしょう。

業者によって料金プランが違いますので、自分の処分品の量や希望日時に空きがあるか…などを加味して選定する必要があるでしょう。気をつけるべきポイントは、以下の点です。

ホームページに住所や電話番号が書いてある

「古物商」などの許可をしっかり取得している

住所などの記載がない業者は実体があるか分かりません。怪しい業者とみて良いでしょう。「古物商」の許可は、一般家庭から不用品を回収することのできる許可のことを言います。不用品回収業者で「古物商」の免許を取らずに運営しているところがあります。違法になりますので、このような業者は利用しないようにしましょう。

処分費用と買取価格

処分にかかる平均費用
粗大ごみ200〜500円
家電量販店の回収550〜約2000円
不用品回収業者6,000〜8,000円

行政の粗大ごみに出すのが、処分方法の中では一番安く済むでしょう。ですが、処分日が迫っていて粗大ごみに出せない方もいるでしょう。どんな条件下でも利用できるのが、不用品回収業者でしょう。複数の不用品をまとめて回収することにより、かなりお得に手放せるでしょう。

買取価格の相場

どれくらいで売れるのか

リサイクルショップやフリマアプリなどで売却する場合の値段を見てみましょう。

リサイクルショップ1,000〜3,000円(一般)
5,000〜8,000(高機能ガスコンロ)
フリマアプリ※自身で設定可能

フリマアプリでは、自身で値段を設定することができます。欲張って値段を高くすると買い手はつきませんので、値段を変えていって反応を見ながら値段設定をすると良いでしょう。

まとめ

計画的な処分が重要

タイミングと方法をしっかり考える

多くの場合は、故障か引っ越しのタイミングで処分を検討することでしょう。まず、使っていたガスコンロがまだ使える状態ならリユースを考えるべきでしょう。廃家電は一部の部品がリサイクルされるようになりましたが、全てがリサイクルされるわけではなく、ごみとして埋め立て処理をされます。ゴミ問題は年々深刻になっていきます。一人一人の心がけがごみの減量化、そして資源を守ることに繋がるのです。

期日が迫っている方や時間がなくて楽に手放したい方は、不用品回収業者に依頼するのが賢い方法でしょう。労力コストをかけずに処分ができ、複数の不用品を同時に処分することができます。

費用と方法の比較

複数の方法とその費用を比較検討する

様々な方法がある中で、自分のライフスタイルにあった処分方法を検討すると良いでしょう。

廃棄か、リユースか

費用コストを抑えたいのか、労力コストを抑えたいのか

一番、何を優先したいのかで最適解は変わってきます。

安全対策の確認

元栓の閉め方やガス抜きなど、安全対策をしっかりと行う

ガスコンロを自身で取り外す場合は、くれぐれも注意が必要です。ガス漏れや引火から爆発が起きる可能性もあります。そのことを重々承知の上、作業するようにしましょう。作業前には必ず、ガスの元栓を閉める必要があります。不安な方は業者にお任せすると良いでしょう。

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当記事の監修者
高岡 麻里恵
高岡 麻里恵さん
整理収納アドバイザー
自身も片付けが苦手だった過去から、出産を機に育児、家事の両立の生活に苦戦。 そんな生活をより良くするため、片付けが大切だと気付き、整理収納アドバイザーの資格を取得。 整理収納の知識を得て実践すると時間と心のゆとりができ、暮らしが豊かになった事から、同じ悩みを持つ方の力になりたいと思い 整理収納アドバイザーとして活動を開始。 現在はオンラインを中心に整理収納セミナーを開催。
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