元気なうちにしておきたい生前整理!具体的には何をしたらいいんだろう?
生前整理とは? 元気なうちは必要ない?
生前整理とは、自分がまだ存命のうちに持ち物や資産のことなど、身辺の整理を行うことです。
「今は健康だし、この先、何十年も生きるつもりだから必要ない」
「自分が生きてるうちは好きなものに囲まれていたい!」
と考えている方にこそ、生前整理の必要性をぜひ知っていただきたいので、
今回は生前整理の必要性やメリットについてお話しいたします。
なぜ生前整理が必要なのか
生前整理という言葉の印象から「あの世へ旅立つ前準備として行うもの」と思っている人も少なくありませんが、
現代の生前整理は、人生の節目で身辺を整理するという意味合いで行う人が増えています。
もしも自分の身に何かがあったときには、自分の代わりに親兄弟や配偶者、子どもが遺品や遺産のことを整理しなければなりません。
生前整理がまったくされていない場合、家のがらくたの中から要・不要を分け、大量の不用品を処分し、
銀行の預金や証券類・家の権利書・保険証書など資産に繋がるものを探し出すのはとっても大変。
遺された家族にこのような苦労をさせないためにも、元気なうちに生前整理をしていくことが大切なんです!
人生、いつ何が起こるかわからないから、
家族のためにも必要だよね!
生前整理の具体的な進め方と注意点
「よし!生前整理をしよう!」と重い腰を上げたものの、何から始めたらいいかわからない人も多いですよね。
一般的な生前整理について、やることリストを下記にまとめましたので参考になればと思います!
生前整理のやることリストと具体的なポイント
何十年も暮らしてきた住まいには、家族の様々なものがつまっています。
若い頃に着ていた洋服や靴、読まなくなった本、買い替え前の古い家電などが押入れや物置に眠っていませんか?
しまっておいたことすら忘れていたものは、この先も思い出すことはないと潔く処分しましょう。
ポイントは、思い入れの少ないものから仕分けをすること!
思い出深いものは要・不要の判断が難しく、そこでつまづいて先に進めない人が多いので、
「迷っているもの箱」などを用意して入れておき、最後に判断しましょう。
また、ものが多すぎて仕分けに時間がかかりそうだと思ったら、
STEP2の「財産にまつわるものを整理する」を同時に行っていきましょう。
銀行の預貯金や株式などの金融資産・不動産、生命保険などプラスの財産に加え、
車や住宅のローンなどマイナスの財産についてもまとめて目録を作っておくと安心です。
残額は今後生活する上で変動しますが、重要なのは預け先の情報です。
最近はネット銀行など紙の通帳を発行しない金融機関もあり、
本人が亡くなってしまった後、家族が存在すら知らない財産となってしまう場合があります。
IDやパスワードを書き記すのはセキュリティ上の不安を感じるという人は、
せめて金融機関名や口座番号など、遺族が問合せできる手がかりを残しておくようにしましょう。
また、プレミア価値がついているコレクター品など、一般の人にはわからない価値が高いものも、
財産として記しておくと遺族の助けになります。
遺言書とは、自分の死後に財産を誰に遺したいかを伝えるのが主な目的です。
遺言書がない場合も、法定相続によって配偶者や子どもに財産は相続されますが、
法定相続人以外の人に財産を渡したい場合は遺言書を作成する必要があります。
一緒に住んでいる家族にも、交友関係については知らせていない人も多いはず。
自分にもしものことがあった際に伝えてほしい人がいる場合は、連絡先を書き留めておきましょう。
昔であれば、遺族が年賀状や電話帳などを手がかりに葬儀の連絡をすることが一般的でしたが、
現代は電話番号やメールアドレス、SNSアカウントはすべてスマホの中にあり、
本人の死後、パスワードがかかっているため確認できないということもあります。
交友関係が広く、全員分を書き留めるのが大変な場合は、
グループの代表者の連絡先だけでも記しておくと、必要な人たちに伝わる確率が高くなります。
大事なことを書き記したけれど、死後に誰にも発見されなければ意味がありません。
生前整理を行ってまとめた書類などの場所は、あらかじめ家族に伝えておきましょう!
医療保険や介護保険の証書は、
保険金の請求をするために必要だよ!
断捨離から始める生前整理
生前整理は後世のために整理をすることが主な目的ですが、
今の自分にとって必要なものを見極める「断捨離」と同時に行うのもおすすめです。
仕事や子育てが一段落したタイミングで家の中を見回すと、
今の自分や今の家族には不要なものがあることに気づきます。
家の片付けは体力も気力もかなり消耗しますから、
できるだけ若く元気なうちに行った方がはかどります。
人生の節目に断捨離を行うことで、自分にとって必要なものと適切な量がわかり、
ムダ遣いが減って貯金が増えたという人もいますので、
少しずつでも初めてみてはいかがでしょうか!
なお、生前整理と断捨離の違いについては下記にて詳しく解説していますので、
ぜひこちらも併せてご覧ください!
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