棚回収業者の活用法: 信頼性・メリット・デメリット・費用相場まで徹底分析
棚の回収業者を利用する際の手引き
いらなくなった棚をいざ捨てようと思っても、どうしたらいいか分からない方もいらっしゃるでしょう。
特に本棚に関しては、本が電子化されて、読書好きの人でも本棚を持っていない方もいると思います。紙の本を買わなくなって本棚が必要なくなってしまった人にとって、使わない本棚は部屋のスペースを占領するものでしかありませんね。
最近では、なるべく物を持たないミニマリストの暮らしにあこがれている若者が多いです。大きな棚をなくしてしまえば部屋はかなりスッキリさせることができます。
しかし、棚を処分するとしても、なかなか簡単にできることではありません。今回は、そんな棚を捨てる際に回収業者を利用する方法について解説していきたいと思います。
棚の回収業者の選び方
- 業者の信頼性を確認するポイント
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棚の処分を依頼する業者として、代表的な業者は不用品回収業者です。
不用品回収業者は、とても「楽」に「便利」に棚などを処分してもらえる業者です。
しかし、悪徳な業者も存在している為、信用できる優良な不用品回収事業者かどうか見極める為に「許可」があるかどうか確認する必要があります。
不用品回収業を行うためには、「古物商許可」もしくは「一般廃棄物処理業許可」や委任状を市区町村や都道府県の公安委員会から受けていなければなりません。
悪徳な回収業者は、これらの許可を受けていない場合があります。不用品回収事業者に問い合わせる前に回収業者のホームページなどを見て許可の有無を確かめておきましょう。
- 業者が提供するサービスの種類
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棚の回収・処分を依頼できる業者としては、不用品回収業者以外にも、以下のようなものがあります。
それぞれのサービスのメリット・デメリットを解説します。
不用品回収業者
メリット
・不用品の数や種類が多くてもまとめて引き取り可能
・不用品を搬出してもらえる
デメリット
・優良事業者の見極めが必要
引越し事業者
メリット
・引越しのついでに処分できる
・不用品を搬出してもらえる
デメリット
・処分費用がかかる
リサイクルショップなど買取事業者
メリット
・ブランド品、美術品、輸入家具、などは高値で売れる可能性がある
デメリット
・状態の悪いもの、使用済みの物は引き取り不可の可能性がある
自治体
メリット
・無料または安く処分できる
デメリット
・自分で搬出しなければならない
- 費用とサービスのバランスを検討
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棚の処分を業者に依頼する場合、それぞれの業者ごとに費用もサービスも異なります。
ご自身の都合に合わせて選択するといいでしょう。
しかし、棚は大きく重い物が多い為、自分で搬出したりするのは現実的ではありません。
一番利用しやすい業者は、不用品回収業者といえるでしょう。
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棚の回収業者を利用するメリット
- 手間いらずで棚を処分できる
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不用品回収業者は、回収・処分をしてくれますが、その他にも室内からの運び出し作業まで対応してくれる場合がほとんどです。本棚を自分で動かすことは難しいので、不用品回収業者に依頼すれば手間がかからず棚を処分することができます。もちろん、ご自身で本棚を解体する必要もありません。
また、粗大ゴミに出す場合は回収日が決められているので、その回収日に都合が合わないと処分に期間かかる場合があります。急ぎの場合は困ってしまうでしょう。しかし不用品回収業者の場合、業者によって違いはありますが、即日回収が可能な場合があるので、手早く本棚を手放すことができるでしょう。
さらに、一般的にゴミは分別してから回収場所に出す必要がありますが、不用品回収業者に依頼すると分別の必要はありません。分別の手間をなくすことができます。
- 安全かつ適切な処分が期待できる
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棚は大きく重い場合がほとんどです。自分で運びだそうとすると、落としてけがをしたり、何か大切なものを壊してしまう可能性があります。解体して小さくしてから捨てようとしても、棚は金属や釘など使用されているので、どちらにしてもけがをする危険性があります。
その点、不用品回収業者はこのような大きいもの・重たい物の処分をするプロです。
自分がけがをする危険性もなく、安心して任せることができるでしょう。
また、処分に関してもその道のプロですので適切な処分をしてくれます。
しかし、中には悪徳な業者も存在していますので、先程お伝えした通り「古物商の許可」などを取得している有料な不用品回収業者に依頼をしましょう。
- コストパフォーマンスの良さ
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不用品回収業者に依頼すれば、室内からの運び出し作業、回収、処分まで一通りの流れをすべて対応してくれるので、費用はかかりますが、電話やメールだけでこの対応を依頼できると依頼できれば、コストパフォーマンスは非常にいいと言えるでしょう。
コストパフォーマンスを更に上げるために、棚の回収のついでに他の不用品も回収を依頼するのがおすすめです。
不用品回収業者の中には、買取などを行っている業者もあるので、まだ使えるような物の回収を一緒に依頼すれば、割引対応などしてくれる可能性もあります。
棚の回収業者を利用するデメリット
- 費用がかかる場合がある
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不用品回収業者に回収を依頼すると、処分費用が発生します。
費用は業者によって異なりますが、棚の材質や棚が置かれている場所によってはさらに費用が発生する可能性があります。
具体的には、棚の材質が処分が難しい金属類でできている場合や、棚が置かれている場所が、エレベーターなどがないアパートやマンションの上部の階から搬出を行う場合などです。
処分や搬出の難しさに応じて、プラスで料金が発生する可能性があるという事ですね。
こちらは見積もりの際に確認しておきましょう。
- 業者によっては対応エリアが限定される
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次のデメリットとして、不用品回収業者は、業者によって対応エリアが限定されてしまっている所が多いという事です。
良さそうな業者を見つけて、いざ依頼しようとしても対応エリア外という事はあるかもしれません。
都市部を対応している不用品回収業者は多いですが、日本の全国あらゆる所まで対応している業者は少ないでしょう。対応エリアはホームページで確認できる場合が多いので、事前に確認するようにしましょう。
- 無許可の業者や悪徳業者が存在する
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また、無許可の業者や悪徳業者が多いのもデメリットの1つです。これに関して、市区町村などのHPでも無許可業者の注意を促している所もあります。不用品回収業は、軽トラック1つあれば簡単に始める事ができる為、無許可で営業している業者が多いというのが現状です。
特にスピーカーなどで大音量で「無料で回収」などとうたっている業者には注意が必要です。
こういった業者は、積み込みは無料だが、廃棄にはお金がかかるといって後から請求されるケースが多いので注意しましょう。
不用品回収業者を探す際は、きちんと許可をとって営業している業者なのか、ホームページ等で事前に調べるようにしましょう。
棚の回収業者に依頼する流れ
- 依頼前の棚の準備方法
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棚の回収を業者に依頼する前に、準備する事を解説します。
まず棚の中身は空にしておきましょう。もちろん、本などの中身が入ったまま、中身の回収まで希望している場合は別ですが、中身をとっておきたい場合は、あらかじめ中を片付けておきましょう。
次に、棚を搬出するための導線の確保をしておきましょう。
棚を搬出するときに、廊下に物が積まれて通ることができないと、回収当日に余計な手間・時間がかかってしまいます。
- 業者への依頼方法
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不用品回収業者へ依頼する場合、まず初めに見積りを依頼します。
見積もりを依頼する方法は業者によって異なりますが、主な方法として「電話」「メール」「LINE」があります。ホームページなどで確認しましょう。
見積り依頼の内容によっては、実際に不用品回収業者が家に訪問して見積もりしなければいけないケースもあります。
電話などだけでは正確な見積もりが難強いような場合は、実際に不用品を確認しながらの見積もりが行われます。
見積りが完了した後、その料金で折り合いがついた場合、回収作業に移ります。見積りと回収を同時に行える業者も多いので、お急ぎの場合は回収を同時に行えるか事前に確認しましょう。回収が完了した後、料金を精算して回収作業が終了するのが一般的な流れです
- 回収当日の注意点と対応策
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回収当日の注意点としては以下のようなものがあります。
・何かしらの追加作業が発生した際は理由を確認する
追加作業が発生した際は、作業内容・理由などを確認しましょう。その上で、追加作業を依頼するかどうか決めるようにしましょう。
万が一、法外な追加料金を提示された場合は、断った方がよいでしょう。このような業者は悪徳な業者の可能性が高い為、次々と不要な追加作業を提案してくる可能性があります。
・作業前と作業後とを比べて部屋の傷が増えてないかチェックする
不用品回収の作業前に、業者と一緒に廊下の壁やドア周りなどをチェックして、傷や傷の場所などを確認しておきましょう。写真に残すのも一つの手です。
そして、作業後に壁やドア周りに傷や汚れが増えてないか確認するようにしましょう。
搬出作業の際に床や壁、ドア周りなどに傷などがつき、業者とトラブルになるケースは少なくありません。以前からあった傷・汚れなのかどうかを証明できなければ賠償を請求できないので、作業前と作業後のチェックは欠かさないことが大切です。
これは、損害賠償責任保険に加入している業者としても同様です。
棚の回収業者の費用相場
- 不用品回収業者の相場
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不用品回収業者は手間がかからない分、自治体に粗大ゴミとして出すよりも料金が高くなっています。一般的に棚のみの回収であれば、5,000〜10,000円の所が多いようです。
ただし、処分にかかる費用は、棚のサイズや材質によって変わるので目安程度にとらえておきましょう。
- 追加費用や割引サービスの存在
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また、棚の回収を、エレベーターのないマンションやアパートの上部の階にある部屋から行う場合は、追加料金が発注する場合があります。積み込みを行うトラックを建物の前に置くことができず、棚の運搬距離が長くなる場合も追加料金が発生する事があるようです。
運搬の大変さによって料金が変動する可能性があるという事ですね。この点は見積り時に確認しておきましょう。
また最近は、インターネットからの申込みの場合は割引する業者や、公式ラインが存在する業者は割引クーポンを発行している業者も存在しているので、こちらも依頼する前に確認しておきましょう。
- 費用を抑えるコツと注意点
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・繁忙期を避けて依頼する
一般的に引越しが多い2〜4月や、年末の大掃除で不用品が増える11~12月は繁忙期で回収費用が高くなる傾向があります。費用が高くなる以外にも、希望の日時で予約できないこともあるので、計画的に依頼するタイミングは決めた方がいいでしょう。引越しなどですでに日程が決まっている場合は、繫忙期を避けて、早めに不用品の処分を始めるようにしましょう。
・買い取りができる業者に依頼する
比較的きれいでまだ使えるような家電製品や家具、ブランドものなどがある場合は、回収とあわせて買取の依頼をしてみても良いでしょう。回収費用から買い取り価格分を引いてもらえるので、費用を抑えることができます。
査定の前に買い取ってもらえそうなものは、きれいにしておきましょう。ただし、買い取りを依頼するなら廃品回収業者の「古物商許可」の許可番号の有無を必ず確認しましょう。中古品の売買は許可番号のある業者でなければできません。
まとめ:棚の回収業者を上手に利用しよう
- 業者選びのポイントの再確認
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不用品回収業者に棚の回収を依頼する場合、「古物商許可」もしくは「一般廃棄物処理業許可」や委任状を市区町村や都道府県の公安委員会から受けていなければなりません。
悪徳な回収業者は、これらの許可を受けていない場合があります。不用品回収事業者に問い合わせる前に回収業者のホームページなどを見て許可の有無を確かめておきましょう。
- メリットとデメリットのバランスを理解
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棚の処分を依頼できる業者としては、不用品回収業者・引っ越し業者・リサイクルショップ・自治体が存在しますが、メリットとデメリットのバランスがよくコスパが良いと言えるのは不用品回収業者でしょう。
- スムーズな処分を実現するコツ
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不用品回収業者に依頼をすれば、搬出から処分まで全てを任せられるのでとても楽ですが、スムーズな処分を実現させる為に、棚の中身を捨てない場合は中身を取り出しておく、搬出経路を確保するなどは、回収前に準備しておきましょう。
この準備をする事により、手間と回収にかかる時間を減らすことができます。
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