割れ物注意!鏡台を粗大ごみに出すには?処分の最適解をプロが解説
鏡台を粗大ごみに出す手順とポイントをチェック!
昔は嫁入り道具としての人気が高かった鏡台やドレッサーですが、近年はライフスタイルの変化により、処分しようと考えている方も多いのではないでしょうか。
毎日使っていたものだからこそ愛着があり、処分を躊躇っている方もいるでしょう。ですが、不要な家具を断捨離することはスペースを広くするだけでなく、気持ちを新たに一新するためにも良いこととされています。あなたの大切な鏡台を正しい方法で処分し、丁重にお別れしましょう。
この記事では、鏡台を粗大ごみに出す方法から、楽に処分できる方法までを徹底解説していきます!
鏡台を粗大ごみとして出す前に知っておくべきこと
鏡台を粗大ごみに出すと決めたら、予約前に確認しておくことがいくつかあります。スムーズに予約できるように事前確認事項をおさえておきましょう。
鏡台のサイズと種類
まずは、お持ちの鏡台の「大きさ」「素材」を確認しましょう。素材とは、木製かそれ以外かです。
燃えるか否かで区分が分かれているところもありますので、注意しましょう。
・鏡台・姿見(燃える素材)… 300円 ・鏡台・姿見 … 300円 | 素材で区分される例) 「福岡市」の区分
・鏡台・ドレッサー・3面鏡(A) 一番長い一辺が140cm以下 … 400円 ・鏡台・ドレッサー・3面鏡(B) 一番長い一辺が140cm〜200cm … 900円 ・鏡台・ドレッサー・3面鏡(C) 一番長い一辺が200cm〜270cm … 1,300円 | 大きさで区分される例) 「世田谷区」の区分
鏡台の処分手数料は、500円〜1,300円になります。
ただし、「いす」は別途、処理手数料がかかりますので注意しましょう。鏡台の品目で捨てられるのは鏡台のみです。付属いすであっても別途、品目の追加が必要になります。
地域によって、粗大ごみの区分が違うから事前にチェックが必要だね!
地域ごとの粗大ごみ回収ルール
粗大ごみのルールは、地域ごとに決められています。同じ県でも市区町村によって異なりますので、注意しましょう。
粗大ごみの定義について、多くの地域では「一辺が30cmを超えるもの」と定められていますが、横浜市では「一辺が50cmを超えるもの」となっています。どの地域でも共通しているのは「ご家庭から排出された廃棄物」であることです。事業ごみの粗大ごみ回収の対象外となります。
処分には、処分手数料がかかります。これは、各地域の行政のホームページで確認することができます。「品目ごとの処分手数料一覧」を見つけましょう。
また、予約を入れられる日が指定されています。混雑状況によっては2週間〜1ヶ月先になってしまいますので、あらかじめ空きのある日を確認しておきましょう。
鏡台の粗大ごみとしての出し方
粗大ごみに出すだけには、行政の手続きが必要になります。
大まかな流れはどこも同じですので、手順をみていきましょう。
処分の申し込み方法
行政の粗大ごみに出す方法は「戸別収集」と「ごみ処理施設に直接搬入」の2つがあります。直接搬入は地域によって受け付けていませんので、お住まいの地域のごみルールを確認する必要があります。
《戸別収集の場合》
回収日と該当する品目を選択し、予約を進めましょう。電話・インターネット・LINEと様々な連絡方法があります。電話の場合は受付時間内に電話するようにしましょう。
粗大ごみ処理券を、処理手数料分購入することにより料金を納めることが出来ます。これは、お近くのコンビニ・スーパーマーケット・郵便局で購入することができます。シール部分に「回収日」と「受付番号またはお名前」を記入し、処分品の見えるところに貼っておきましょう。
回収日の朝、お住まいの住居の指定されたごみ集積場所に出します。粗大ごみシールがないと回収してくれませんので貼るのを忘れないようにしましょう。
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鏡台の粗大ごみ処分の注意点
行政の粗大ごみで出す場合には、自力で運搬しなければなりませんね。では、人手がなくて運搬が困難な場合はどうするのが良いでしょうか。
また、多くの場合は粗大ごみとして捨てることができますが、中には処分できないケースもあります。
処分が難しい場合の対処法
自力での運搬が難しい場合には、鏡台を部品に分解して運搬する方法があります。机部分と鏡部分を分けることにより、運搬しやすくなるでしょう。
それでも難しい場合は、回収業者にお願いする方法もあります。無理に運ぼうとして大怪我をするより、初めからプロの回収業者に依頼した方が安全で賢い方法と言えるでしょう。
処分を拒否される可能性とその理由
あまりにも大きすぎるものは、行政で引き取ることができません。最大の大きさを一辺が270cmと定めているところが多いでしょう。
また、事業ごみは行政の粗大ごみとしては捨てられませんので、産業廃棄物を扱う業者に依頼する必要があります。
他の処分方法はある?
ここまで、行政の粗大ごみとして出す方法について解説してきましたが、実は鏡台を手放す方法は他にもあるのです。その他の方法について、詳しく紹介していきましょう。
リサイクルショップやフリマアプリでの販売
まだ新しく綺麗な状態であれば、リユースを検討してみると良いでしょう。主には、リサイクルショップなどの専門業者に買い取ってもらう方法と、フリマアプリに出品して自身で買い手を見つける方法があります。
買取業者の場合は出張買取を行っている場合もあり非常に便利ですが、少しでも傷があると査定額が下がり、場合によっては引き取りを拒否されるケースもあります。買取価格の相場は3,000〜10,000円です。ブランド家具メーカーであれば、査定価格が相場よりも高くなるでしょう。
フリマアプリは自身で売値を設定できて、マッチングすれば希望額で売却することができるでしょう。しかし、出品〜梱包〜発送作業を自身で行わなければならないので、かなりハードルは高いでしょう。鏡台などの大型家具は送料も高額なので注意が必要です。
不用品回収業者
一番楽な方法は、不用品回収業者に依頼することでしょう。希望日に回収に来てくれるので、お引っ越しなどで処分の期日が迫っている方にとっては大変魅力的です。翌日など急ぎの予約にも対応してくれます。さらに、鏡台だけでなく、その他の不用品・粗大ごみが複数ある場合にはまとめて回収してくれます。家具や家電などを一気に処分できて、面倒な手続きがいらないのでストレスなく処分できますね。
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