廃品回収の正しい知識と選び方:無許可業者のリスクから適正処分まで

廃品回収の全てを解説。無許可業者のリスク、無料回収の落とし穴、適正な処分方法、引越し業者のサービス、粗大ごみの取り扱いまで、安全で確実な廃品回収のためのガイド。

廃品回収の全て:安全で適正な処分方法を知る

片付け、引っ越しなどで、不要な物をたくさん処分したいと思うことがあると重います。こういった不要な物を処分する方法として、廃品回収業者に依頼する事を考える方は多いでしょう。

しかし「処分したい物は本当に廃品なのか」「無料な業者も中にはあるみたいだが、本当に無料なのか」「業者に頼んでトラブルになったりしないか」など気になり、なかなか作業が進まない事もあると思います。

今回は、「廃品回収とは何か」わかりやすく説明させて頂きます。無料の廃品回収業者の注意点、廃品回収の方法などご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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廃品回収とは?

廃品回収の定義

廃品回収とは、再生もしくは再利用できる古紙や貴重な資源となるものを、再生する目的で回収する事をいいます。

また、廃品回収には不用品を所有者に代わって処分を行う意味も存在します。大きな物や大量な物を処分することを目的とする他、まだ使うことのできる品を再利用するために回収する目的もあります。こちらも、廃品をまだ使うために再利用するために回収していることから、廃品回収業者または不用品回収業者と呼ばれています。

廃品回収の重要性

現代の世界はいらなくなったものは捨て、新しいものに買い換えるという大量消費をする時代です。このゴミによって、地球環境は深刻な問題に直面しています。これは、現代の私たちが便利になった世の中だからこそ、買い替えや使い捨てなどによって大量消費をしているから引き起こされています。

廃品回収によって、貴重な資源を再利用することは地球環境の保護に非常に重要な意味を持つのです。

廃品回収の歴史と現状

昔の時代は、今のようなゴミの分別や処理をしていたのでしょうか。

江戸時代の状況を解説します。

江戸は、世界でも有数の人口を誇る大都市でした。人口が多いということはゴミの問題も多いはずです。江戸時代の人々は紙や古着は再利用し、生ゴミは川や空き地に投棄することが日常だったとの事です。そこで幕府から不法投棄を禁止する触書が出され永代浦へ捨てに行くという場所が定まった事などがあり、ゴミの収集や運搬のベースとなるものが出来上がったようです。そしてこの時代、世界中で頭を悩ましていたのが不衛生になってしまうし尿です。この問題のし尿ですが、江戸では農家が高値で買い取って肥料にするなど一歩進んだリサイクルを行っていたようです。

明治に入ってからも廃棄物処理は変わらず続きますが、伝染病が流行したこともあり汚物掃除法が公布され、行政の管理でゴミの収集が行われるようになります。しかし、まだ焼却場の整備は進んでおらず、野焼きなどで処理する方法が主流でした。

明治以降、産業も様々な分野で発展したこともあり、家庭や事業所などからゴミが増えてきました。

燃えるゴミは現代のような焼却処分ではなく、家庭にある五右衛門風呂や風呂屋の燃料として利用され、庭がある家庭は穴を掘って埋めているところもあり、排出されるゴミは多くはありませんでした。この頃から、再利用できる価値のあるゴミを回収するための、有価物回収業者という物できました。

昭和になると、燃えるゴミは家庭風呂や風呂屋の燃料として利用され、生ゴミは肥料や養豚場の飼料として使われていました。そして 1964 年の東京オリンピック開催によって日本が世界的に注目をされますが、この年でゴミの歴史にも大きな転換点となります。

生活様式の変化によって、現代に至る大量消費社会になるからです。ゴミの排出量が激増し、有害物質の流出による水俣病なども流行しました。

1960年代は、発泡ポリスチレンの生産がスタートし、スーパーの商品トレイや家の断熱材、即席麺のカップなど大量に生産され、使われるようになりました。他にもスーパーマーケットでは、レジ袋や包装などの消費も進みます。

一見すると、便利な世の中になってきたと感じますが、ゴミ増加が進み、使い捨てをする生活様式へと変化してしまったとのです。このような時代の流れで、ゴミによって地球環境が深刻な問題に直面する事になってしまうのです。

無許可の廃品回収業者とは?

無許可の廃品回収業者とは、御家庭の廃棄物を許可なく、または市区町村の委託を受けずに違法に回収している業者のことです。ご家庭の廃棄物を回収できるのは、「古物商」の許可を持つ業者です。

無許可業者の特徴

無許可業者の特徴として、「ご家庭のゴミを無料で回収します」と大音量で街を巡回しているトラックは、無許可営業の可能性が高いです。そもそも、不用品の処分には費用が発生するものなので、リサイクルするにしても廃棄するにしても無料ではできるはずがないのです。

他にも、無許可営業業者は、ホームページを持っていないことも多く、連絡を取ろうとしても取れないケースがあります。ホームページを開設していたとしても、住所や電話番号が記載されていないケースもあるので、何かあったとしても連絡が取れないままになってしまうのです。「無料で何でも回収」などの誇大広告で顧客を得ようとチラシやホームページにある場合は、無許可の可能性が高いので注意しましょう。

無許可業者による違法行為

無許可業者に依頼しない理由

残念ながら無許可業者の違法行為は様々なものがあります。

「無料で回収」などのアナウンスを大音量で流してトラックで巡回している業者を見かけたことがあると思います。この「無料」の言葉に騙されて依頼して、不用品を積み終えると数万円もの請求をする業者がいます。不用品の回収は無料だが、積み込みと運搬は費用が発生すると言い、しつこく料金を請求する違法行為を行う業者が存在します。

他にも、不用品を言葉巧みに回収すると言って、立場の弱い高齢者や女性からの依頼でトラックに載せ、積み終えると法外な請求をする違法行為を行う業者も存在しています。たとえば、自転車1台なら通常の相場で1,000円と言い張り、積み終えたら数万円もの法外な請求をしてくるのです。業者の態度が怖く、手持ちのお金を支払ってしまうという事もあります。

違法行為は他にも様々なケースがあり、費用を支払い不用品回収をしてもらった後、道路わきにそのまま不法投棄されているトラブルに遭った方もいます。また、お金になる部分の資材だけ持ち去り、処分にお金のかかる部分を不法投棄する悪質な業者も中にはいます。

こういった違法行為に合わない為に、無許可業者は避ける必要があります。安易に安すぎる不用品回収業者に依頼はせず、素性がはっきりした優良業者を選ぶようにしましょう。

無料回収のリスク

無料回収の仕組み

無料回収業者の事例

チラシやスピーカーの宣伝で、無料をうたっている回収業者は目にした事があると思います。

無料回収で一番のリスクは、先程説明したような悪質な業者とのトラブルでしょう。

そもそも無料回収は本当にありえるのでしょうか?これについてはありえます。

ただし、限定的な条件になるので注意が必要です。

安心して利用できる無料回収はこのような物があります。

家電量販店などで、買い替え時に古いもの下取りして無料で引き取ってもらえる場合

ユニクロなど、自社製品に限り無料回収している場合

自治体への持ち込みや、公式に行っている無料回収の場合

他に、不用品回収業者が無料回収を行う場合では、

買取に対応している業者で、不用品の買取額が回収費用を上回った場合

不用品に高価な物が多く、その他のごみを無料で回収しても元が取れる場合

などが考えられます。

このように、一般企業や自治体、回収業者のいずれの場合でも、無料で回収するためには一定の条件があります。

無料回収の落とし穴

無料回収は信頼できる場合でない限り、落とし穴が多々あります。

悪質な業者の場合、そもそも「無料回収そのものがウソ」というケースが多くあるのです。

回収後、結局お金を取られた

不用品の回収は無料だが、後から別途、高額な運搬費や処分費を請求された。

などがありますので、無料という言葉につられないようにしましょう。

適正な廃品回収の方法

適正な廃品回収とはなんでしょうか?

廃品回収とは、貴重な資源を再利用する事ですので、廃品回収後

資源としてリサイクルする

再商品化をする

非営利団体に寄付を行う

などが適正と言えるでしょう

市区町村の制度と役割

廃品回収の方法は2種類あり、1つが自治体(市区町村)による廃品回収です。もう一つが民間業者による廃品回収の方法です。

自治体が行う廃品回収は、あくまでも地域住民の健全な生活のためのものです。地域の住民が安心して暮らすために、必要なものを提供することが自治体の役割で、その一環で行っています。もちろん自治体の提供ではあっても維持費・廃棄費用等が発生します。ですので、採算を度外視している訳では地域住民の利便性を優先している物です。

許可を受けた廃品回収業者の選び方

許可を受けた廃品回収業者の選び方として、以下の3つのチェックポイントがあります。

  1. 古物商の許可

 一般家庭から不用品を回収できる許可。そして、不用品の買取りをするのに必要です。

2. 産業廃棄物収集運搬業の許可

 法人からゴミを回収する場合は、この許可が必要です。

回収を依頼する前に、こちらを確認してみましょう。

廃品回収の相場と費用

廃品回収事業者に依頼する場合、多くの場合はトラックの大きさ、運搬距離などで決まります。

費用相場
軽トラック(1R〜1K)15,000円〜30,000円
2tトラック(1LDK〜2LDK)55,000円〜68,000円
4tトラック(3LDK以上)80,000円〜120,000円
各社条件が異なりますのでこちらも事前に確認をしたほうが良いでしょう。

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引越し業者による廃品回収

引っ越しの際は新しい家具・家電を購入すると同時に、前の家で使用していた家具・家電の多くが廃品となります。大型の家具・家電は運ぶことも難しく、このように廃品になってしまった物の処分を、できることなら引越し業者に依頼したいという方も多いと思います。

引越し業者の中には、廃品を同時に回収してくれる業者も存在します。

引越し業者と専門業者の違い

引越し業者と専門業者の違いは、引越し業者の廃品回収は、あくまで引越しサービスを利用する時のオプションなので、廃品の処分だけ依頼することはできません。引越し業者の廃品回収は、廃品を引き取って顧客の代わりにごみを処分する方法、または廃品を買取して対応している方法が多いと思われます。引越し業者で廃品回収を依頼したい方は、引き取りと買取の両方に対応しているかを確認することをおすすめします。なお、引越し業者が回収できる不用品はリサイクル家電や家具などに限られているので、この点はお気をつけ下さい。

廃品回収業者は、最短で即日の対応や、分別や搬出を依頼できるのが特徴です。引越し業者よりも回収品目が多く、危険物や有害物以外のものは基本的に回収してもらえるので非常に便利です。業者によっては買取も行っているので、廃品回収の料金が安くなる可能性もあります。ただし、人件費や車両費により、場合によっては自治体よりも費用がかかります。

廃品の処分に時間や手間をかけたくない方は、廃品回収業者に依頼するのが良いでしょう。

引越し業者の費用と対応品目

引越し業者に回収を依頼した場合の費用は、廃品回収業者に依頼した場合とほとんど変わらない事が多いです。これはオプション費用という形で廃品回収の費用が発生するからです。引っ越し業者によっては、引っ越しと廃品回収をまとめて依頼すると安くなる場合もあります。

また、引越し業者は廃品すべてを引き取ることはできません。現在引越し業者が引き取りのできる品目として、リサイクル家電・一部家具・衣服・CD・書籍などがあります。しかし、引越し業者によっては引取りのできる品目自体も異なってくるため、事前に確認が必要です。

粗大ごみと廃品回収

粗大ごみの定義

処分に困る粗大ごみですが、粗大ごみとはどういった物を指すのでしょうか。

粗大ごみとは、家庭から排出される大型のごみのことです。具体的には、家具や自転車、布団、カーペットなど一定の寸法や重量を超えた大きな廃棄物です。小さくても、家電製品のように燃やす前に砕かなくてはならないような物も含まれています。

粗大ごみの処分方法

粗大ゴミの処分方法は、このような方法が考えられます。

不用品回収業者に依頼する

引越し業者に依頼する

自治体の粗大ゴミ回収に依頼する

リサイクルショップに販売する

処分にかかる手間や費用、廃品の状態などで最適な方法を選びましょう。

よくある質問

廃品回収の申し込み方法

廃品収業者に依頼する

引越し業者に回収処分を依頼する

・自治体の回収を依頼する

・家電の場合は、家電量販店で回収してもらう

などかあります。

その時に最適な方法を選びましょう。

中でも廃品回収業者は、電話・メール・LINEで依頼できる所もありますので、一番楽といえます。

家電リサイクル法と廃品回収

家電リサイクル法の対象となる物は、下記の物で、自治体で処分ができない事があります。

エアコン、テレビ、薄型テレビ、冷蔵庫、 洗濯機、乾燥機などです。廃品回収業者では、このような物も回収可能です。

トラブルを避けるためのポイント

トラブルを避ける為には、第一に無許可の廃品回収業者を利用しないようにしましょう。大音量でスピーカーで案内している業者、無料などを過剰に主張している業者などは注意が必要です。

まとめ:廃品回収で安全・適正な処分を

廃品回収の注意点

廃品回収にはいろいろな方法がありますが、重要なのは想定外の料金を請求されたり、地球環境を破壊してしまう不法投棄をされないように、無許可の業者は利用せず、安全な廃品回収業者や自治体に依頼する事です。廃品回収業者に依頼する場合は、トラブルを避けるために事前にホームページを確認するなどしてから依頼しましょう。

許可を受けている廃品業者でしたら、自治体が回収できない家電リサイクル法対象の物も迅速に回収してくるので、非常に便利です。

適正な廃品回収を行い、安心・安全に地球にやさしいごみ処理を行いましょう。

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当記事の監修者
高岡 麻里恵
高岡 麻里恵さん
整理収納アドバイザー
自身も片付けが苦手だった過去から、出産を機に育児、家事の両立の生活に苦戦。 そんな生活をより良くするため、片付けが大切だと気付き、整理収納アドバイザーの資格を取得。 整理収納の知識を得て実践すると時間と心のゆとりができ、暮らしが豊かになった事から、同じ悩みを持つ方の力になりたいと思い 整理収納アドバイザーとして活動を開始。 現在はオンラインを中心に整理収納セミナーを開催。
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