【徹底解説】灯油の安全な捨て方とは?正しい手順と避けるべき行為をプロが解説!
灯油の安全で正しい捨て方をわかりやすく解説!
春の訪れとともに、暖房器具が不要になり、余ってしまった灯油の処分に悩むことがありますね。灯油は大切な資源なので、できるだけ無駄なく使い切りたいものですが、実際には難しい場合もあります。灯油が余ってしまった場合、その処分方法についてご案内します。また、注意すべき安全な捨て方についてもお伝えします。これを機に、毎年の悩みを解決しましょう。
🚨灯油に関する基本知識
灯油の特性
灯油は常温でも燃えにくい上、取り扱いも簡単なので家庭での燃料としてよく使われます。
灯油の用途と保管方法
灯油の保管場所によって灯油の劣化が早まってしまう可能性があります。
灯油を保管する場合、直射日光が当たらず高温や多湿にならない室内がおすすめです。
ただ、室内で保管できない場合があります。
その場合は、倉庫や物置など、日が当たらず風雨に曝されない場所に保管しましょう。ベランダなど日航の当たる場所、雨風に曝される場所は極力避けるようにしてください。
🚨灯油の正しい捨て方
ガソリンスタンドでの捨て方
大量に残ってしまった灯油の処分方法で一般的なのは、ガソリンスタンドへの持ち込みです。
手間はかかるかもしれませんが、灯油を販売しているガソリンスタンドなら引き取ってもらえる可能性が高くなります。
ただ、ガソリンスタンドの中でもセルフのところでは、引き取りしてもらえない場合もあります。
重い灯油を持ち込まなければならないので、あらかじめ問い合わせしておきましょう。注入用ノズルや吸引ポンプを外して、ポリタンクは密栓するようにしましょう。
購入店舗での引き取り
灯油は、ガソリンスタンドの他にはホームセンターでも販売されています。
手っ取り早く引き取りを依頼するには、購入したお店で引き取ってもらうのがおすすめです。
販売店側も、余った灯油の引き取りについての経験もあるため引き取りしやすいでしょう。販売店の場合でも、電話で念のため問い合わせしておくと確実です。販売店以外でも、普段利用している整備工場で処分を依頼することも可能です。
購入店や利用しているお店なら古い灯油の引き取りを相談しやすいでしょう。ちなみに古い灯油は「廃油」として溜めておかれます。定期的に産廃業者が回収をし、やがてリサイクルされるようになっています。
知り合いに譲渡する方法
自宅では不要になった灯油でも、必要としている知り合いがいるかもしれません。捨てることなく先方にも喜んでもらえるのでおすすめです。
一般家庭では暖房器具を使わない時期であっても、ハウス栽培や早朝の仕事などで灯油を使う場合もあります。人に譲る場合には、ポリタンクに入れて灯油が出ないように注意してください。
不用品回収業者に依頼する方法
古い灯油を自力で処分できない事情も考えられます。
そのような場合には、不用品回収業者に依頼してみましょう。
不用品回収業者なら、量に関わらず自宅まで回収に来てくれるので非常に楽です。
早急に処分したい時には、不用品回収業者なら即日でも回収してもらえるので安心して依頼できます。
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🚨灯油の処分にかかる費用
一般的な料金相場
用品回収業者に依頼する場合は約10,000円~20,000円程度と言われてます。
無料で処分できる場所
ガソリンスタンドに持ち込む場合や購入するお店で買い取ってもらう場合は無料で回収できる場合があります。
🚨灯油の処分で絶対に避けるべき方法
下水や土に捨てるのはNG
わずかだからと灯油を下水道に流してはいけません。
下水管で気化して爆発する可能性もあり大変危険です。何事もなく処理場まで流れた場合でも、浄水処理施設で浄水ができなくなり損害を与えてしまいます。
土に埋めるのもNGです。土に埋めても灯油は分解されないので、土壌汚染となり土を正常に戻せなくなってしまいます。
無理に燃やすのはNG
安易に灯油を燃やすのも危険です。灯油は40度以上が引火点となっていて、燃えやすい性質があります。灯油を燃焼させようとして紙に含ませ火を点けようとすると、揮発した蒸気に火がつきやすくなります。
勢いよく燃え出すと火災になってしまうので、非常に危険な行為です。
報告されるのが、ストーブを消火しないままでタンクに給油しようとして火災になるケースです。直接、灯油の側で火を使うのは絶対に避けてください。
凝固剤で固めるのはNG
食用油を固める凝固剤で、灯油を凝固させるのは絶対に止めてください。
そもそも、凝固剤は温まった食用油で薬剤が溶けて固められるものです。
常温の灯油に入れても、薬剤は溶けるものではありません。
しかも、灯油を加熱するのは火災の危険が高いため、絶対に加熱しないでください。
灯油の捨て方の注意点も紹介するよ!
処分中にこぼした場合の対処法
灯油の処分で取り扱いしている時にもこぼしてしまう可能性もあります。
もしこぼしてしまった時には、以下の対処をおこなってください。
■車内:アルコール除菌スプレーを使って拭き取る
■カーペット: 不要な布で吸い取る、換気をする
■畳:不要な布で吸い取る、クレンザーをかけ放置する、掃除機で粉を吸い取る、雑巾で拭き取る
■フローリング:カーペットと同様、その後、ワックスをかけておく
■タイル(玄関など):中性洗剤で洗い流す、換気をする
灯油が古くなった場合の識別方法
ポリタンクに灯油が残ってしまったら、そのまま来シーズンまで使うのは避けましょう。
なぜなら、古い灯油を使うと暖房機器が故障してしまう可能性があるためです。
国民生活センターでも「暖房器具に昨シーズンの灯油を使わないで」と注意喚起をしています。
灯油の保管は、直射日光を避け高温多湿にならない場所が最適です。住まいの環境次第では、なかなかそういった場所が見つからない場合もあるでしょう。
来シーズンまで保管するとなると、どうしても高温多湿な時期を経てしまうことになります。
灯油の捨て方には色々な方法があります!
- 自治体の指定回収所での処分: 一部の自治体では、灯油を含む特定の廃棄物を指定の回収所に持ち込むことができます。自治体のウェブサイトやごみ処理センターに問い合わせてみましょう
- リサイクルセンターへの持ち込み一部のリサイクルセンターでは、灯油を受け付けている場合があります。リサイクルセンターのウェブサイトや問い合わせ窓口で確認してみましょう。
- 専門業者による回収: 灯油を専門に処理する業者に依頼する方法もあります。業者によっては、家庭からの灯油回収サービスを提供していることがあります。地域の業者を調べてみましょう。
- 使用済み灯油の再利用: 使用済みの灯油を再利用する方法もあります。例えば、庭木の虫除けや雑草の駆除に使うことができます。ただし、使用目的や安全性を考慮して行ってくださね。
これらの方法の中から、地域のルールや状況に合わせて最適な処分方法を選ぶことが大切です。
🚨よくある質問
🚨まとめ
正しい処分方法の選び方
一般的にガソリンスタンドやホームセンターに持ち込みが可能な場合は、無料で処分できますが、さまざまな事情により自力で処分しづらい場合は不用品回収業者へ依頼しましょう。
環境や安全に配慮した捨て方
使い残した灯油は、お伝えした方法で適切に処分を進めるともう悩むことはありません。
灯油は危険物ですので、取り扱いには充分注意をしましょう。
大量の灯油を処分するときはガスリンスタンドや灯油販売店など業者の利用がおすすめです。
少量の灯油を処分する際は、布や紙に染み込ませて可燃ごみに出しましょう。
ただし、お住まいの地域によっては、灯油の量に関わらず処分できないこともあるので、事前に確認が必要です。
自力で処分しづらい場合には、不用品回収業者だと楽にできるというメリットもあるので選択肢の一つに入れてみませんか?
不用品回収のPORTEなら、灯油の回収も行っています。
引っ越しや大掃除などで複数の不用品の処分をお考えの方は、まとめて処分できるので便利です!
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